早見あかりが語る、主演作『女の機嫌の直し方』で得たもの 「受け入れることが何よりも大事」

 『共感障害 ~“話が通じない”の正体』『妻のトリセツ』などで知られる黒川伊保子の同名書を原案とした映画『女の機嫌の直し方』が6月15日より公開された。本作は結婚式場を舞台に巻き起こる男女トラブルを描いたハートフルコメディ。大学でAIの研究を行うリケジョ・真島愛が最新の“脳科学”を駆使してさまざまな問題を解決していく。

 リアルサウンド映画部では、主人公・真島愛を演じた早見あかりにインタビュー。主人公・愛を演じるうえで心がけたことから、脳科学メソッドを学んだことで起きた心境の変化まで、じっくりと語ってもらった。【インタビューの最後には、サイン入りチェキプレゼント企画あり】

早見あかりは「リケジョ」ではなく「ヘラジョ」?

ーー原案となった黒川伊保子さんによる同名書籍も大きな話題となりました。映画も“学び”が多い作品になっていますが、早見さんは脚本を読んでどんな思いを抱きましたか。

早見あかり(以下、早見):なぜ、本作で描かれている脳科学を早く知ることが出来なかったのかと……。もっと早く出会えていれば今まで起きた男女トラブルを未然に防ぐことができたんじゃないかと思いました。なぜかイライラしているし、モヤモヤしているんだけど、それを言葉にできないことがこれまで自分自身にもあったんです。その理由がこの作品の中には明確に述べられていました。演じていても本当に勉強になりました。

ーー撮影後、実際に脳科学メソッドは実践されているんですか。

早見:仕事では皆さん大人なので、なかなか自我を出す機会がないですが、プライベートになってくると、家族や友人に親しいからこそ言ってしまう一言や行動があるわけです。(昨年12月に結婚した)旦那さんとは大分長く一緒にいるので、喧嘩することも減ってはいるんです。でも、喧嘩をした際に「その余計な一言はいらない」と思ったとしても、「思いやりを持とう」と心にゆとりができました。相手もこの場をどうにかしたくて、何かを言っている。こちらに文句を言いたいわけじゃないんだ、と分かりました。

ーー旦那さんはすでに作品をご覧になっているんですか。

早見:観ていないです。もともと、私が出演している作品を全然観ない人なんです。でも、今回は初めて私から「この作品を観て」と伝えました。でも、「観ることによって、(映画で男女脳の違いがわかるはずなのに)『全然分かってない』と言われたくもないから観たくない」と言われました(笑)。

ーー映画を観たらお互いにこのケースは……? と思ってしまいますよね(笑)。

早見:そうなんです(笑)。でも、「絶対に観に行ってね」と伝えています。

ーー早見さんが演じる主人公の愛は、大学でAIの研究をする「リケジョ」です。早見さんご自身も理系的な思考ですか。

早見:「リケジョ」って響きだけで賢さがでていますよね(笑)。愛ちゃんはどの年代、シチュエーションにも、解決策を見出して、きちんと相手に言葉を伝えているのがすごいなと思いました。私は理系ではなくてどちらかといえば文系です。ずっとヘラヘラしているので、「ヘラジョ」でしょうか(笑)。基本的にすごくポジティブで嫌なことは寝たら忘れてしまうんです。辛いこと、嫌なことは引きづらないことが何より大事だと思っています。でも、覚えるのは早いのですが、忘れるのも早いのが問題です(笑)。

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