「週末映画館でこれ観よう!」今週の編集部オススメ映画は『アリータ:バトル・エンジェル』
リアルサウンド映画部の編集スタッフが週替りでお届けする「週末映画館でこれ観よう!」。毎週末にオススメ映画・特集上映をご紹介。今週は、リアルサウンド映画部・韓国研修旅行幹事の島田が『アリータ:バトル・エンジェル』をオススメします。
『アリータ:バトル・エンジェル』
VFX、モーションキャプチャー……最新の技術をふんだんに使い、原作である木城ゆきとの漫画『銃夢』のサイバーパンク感溢れる世界観を再現し、アクションで魅せる映画です。監督がロバート・ロドリゲス、脚本・製作はジェームズ・キャメロンということで迫力という点においてはまず文句ない仕上がり。ロドリゲスらしい、スプラッター描写やマカロニ・ウェスタン感も、本作の退廃したサイバーパンク的世界観に妙にマッチしています。SFアクション映画とIMAXの相性ももちろん抜群。一応、旅行の幹事ということで常に気が抜けない状況でしたが(結局抜いていましたが)、映画館にいる間だけはスクリーン以外のことは頭に入りません。本作の壮大なスケールに呑まれるばかりです。改めて映画っていいなあと思わされました。
アリータを演じるのはローサ・サラザール。パフォーマンス・キャプチャーによって、主演のサラザールの動作や表情の変化といった演技の動きを読みとり、CGで再現しているのです。よくわからないけど、なんかすごい! サラザールはムエタイ、カンフー、キックボクシングなどのトレーニングにも、撮影の半年前から励んでいたそうです。僕は『クリード 炎の宿敵』を観たあと、今年は筋トレの年にする! と豪語していましたが、1日もやっていません……。