劇団EXILE 小野塚勇人、『恋のしずく』共演者から学んだこと 「時間を共にすることがプラスに作用」

「劇団EXILE総出演の『jam』では自分のこだわりを自由に表現」

ーー10月からBS日テレで放送のドラマ『妖怪!百鬼夜高等学校』が始まります。『恋のしずく』とは方向性が真逆で、コメディ色が強いです。

小野塚:そうですね。生徒会長の天狗役として主演をやらせていただきました。1回の放送の中で短いショートドラマが3本あって、お遊びみたいな要素もあって誰にでも楽しんでいただける作品になっていると思います。同世代の出演者がほとんどだったので、あまり気負うこともなく。現場の雰囲気も、みんな普通に喋っているけど顔は妖怪っていう(笑)。お互いの特殊メイクを見て、「それどうやってやってんの!?」って話したり。

(c)妖怪!百鬼夜高等学校製作委員会

ーー12月には劇団EXILEのみなさんが総出演する『jam』も公開されますね。

小野塚:僕はやくざの下っ端の役をやらせていただきました。劇団EXILEが映画に総出演するのは今回が初めてなのでかなり新鮮でした。最近はそれぞれの個人活動がメインにはなっていたのですが、『jam』では相対して芝居ができました。『MR.LONG/ミスター・ロン』などのSABU監督と一緒にやれたのも刺激になりました。

ーーHIROさんプロデュース、劇団EXILE総出演ということで、現場の雰囲気も他とは違いますか?

小野塚:各々が自分のこだわりを自由に表現できる環境が整っていると思います。自分の意見も発信しやすいですし、芝居においてお互いどう挑んでくるか予想がつくので、じゃあ自分はこうしようと考えたり。

ーー舞台、ドラマ、映画と活躍の幅を広げていますが、今後挑戦してみたいことはありますか?

小野塚:基本は何でもやらせていただきます!というスタンスですが、自分ががっつりアクションをやる作品はぜひやってみたいですね。あとは日本と海外の合作だったり、たとえば福田雄一監督みたいな思いっきり笑える作品にも挑戦してみたいです。

(取材・文=若田悠希)

衣装協力/CALEE INC.
ヘアメイク/鵜飼祐輔(TRON)

※大杉漣の「漣」は2点しんにょうが正式表記

■公開情報
『恋のしずく』
全国公開中
監督:瀬木直貴
脚本:鴨義信
出演:川栄李奈、小野塚勇人、宮地真緒、青木玄徳、蕨野友也、津田寛治、小市慢太郎、丹古母鬼馬二、大杉漣ほか
配給:ブロードメディア・スタジオ
(c)2018「恋のしずく」製作委員会
公式サイト:http://koinoshizuku.com/

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