つかこうへい最後の愛弟子・馬場徹に注目! 『陸王』銀行員・大橋役で生きる“テニミュ”の経験

 この大橋を演じている馬場徹は、2007年にミュージカル『テニスの王子様』で舞台に初出演し、“テニミュ”を卒業後は、自らつかこうへいの作品に出たいと門を叩いた人でもあり、「つかこうへい最後の愛弟子」とも言われている。地上波連続ドラマに初めて出演したのは、日曜劇場の『ルーズヴェルト・ゲーム』であった。

 彼と同じく“テニミュ”出身者や舞台で活躍する若手俳優の取材をしていると、後輩たちから、馬場の俳優としての在り方と、芝居に憧れるという話を、何度も聞いたことがあった。そんな彼の俳優としての経験が、『陸王』でも生かされているなと感じた。

■西森路代
ライター。1972年生まれ。大学卒業後、地方テレビ局のOLを経て上京。派遣、編集プロダクション、ラジオディレクターを経てフリーランスライターに。アジアのエンターテイメントと女子、人気について主に執筆。共著に「女子会2.0」がある。また、TBS RADIO 文化系トークラジオ Lifeにも出演している。

■放送情報
日曜劇場『陸王』
TBS系列にて毎週日曜21時~
出演:役所広司、山崎賢人、竹内涼真、上白石萌音、風間俊介、音尾琢真、和田正人、佐野岳、馬場徹、桂雀々、阿川佐和子、志賀廣太郎、光石研、キムラ緑子、檀ふみ、市川右團次、ピエール瀧、寺尾聰ほか
原作:池井戸潤「陸王」(集英社刊)
脚本:八津弘幸
プロデューサー:伊與田英徳、飯田和孝、川嶋龍太郎
演出:福澤克雄、田中健太
製作著作:TBS
(c)TBS
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/rikuou_tbs/

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