『愛してたって、秘密はある。』全ての原因は遠藤憲一だったーー最終回に向けて、物語は大詰めへ

 皓介もまた同様に、暴力をふるってしまった家族への後悔に苛まれていた。この事実を知った黎は、自分がただの人殺しというぬぐいきれない現実に対峙してしまう。爽がやって来て「ごめんなさい。パパのせいでお母さん……」と深く頭を下げると、黎は「昔、香坂先生が言ってたの覚えてる? 100の嘘も1つの真実にはかなわないって」と話す。「もしそうだとしても1000でも2000でも嘘を重ねるつもりだった」と黎は思うが、結局は“父を殺した”という1つの真実が全てを奪い去ってしまった。そして「母さんじゃないよ。俺なんだ。父さん、俺が殺した」と黎は真実を口にした。静かに伏せたその瞳には何が写っているのだろうか。

(C)日本テレビ

 それぞれの秘密が徐々に露呈していき、それぞれの思惑が交差してきた本作は、次回で最終回を迎える。予告映像を見たネット上での反応では、黎による自作自演なのかという疑惑も浮上している。黄色いバラが指し示すように嫉妬に飲まれた犯行か、はたまた母が罪を背負うための愛ゆえのものなのか。物語はついに最後を迎える。

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(文=馬場翔大)

■放送情報
『愛してたって、秘密はある。』
日本テレビ系にて 毎週日曜22:30~
出演: 福士蒼汰、川口春奈、鈴木浩介、賀来賢人、白州迅、柄本時生、吉川愛、山本未来、堀部圭亮、岡江久美子、遠藤憲一、鈴木保奈美ほか
企画:秋元康(兼・原案)
演出:河合勇人、佐久間紀佳
脚本:桑村さや香
プロデューサー:福士睦、鈴間広枝、柳内久仁子
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公式サイト:http://www.ntv.co.jp/shigotogadekinai/

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