『ブリジット・ジョーンズの日記』好きにおすすめ! ロマコメ映画の名作3本
「幸福感」で満たされる一本、『ラブ・アゲイン』
ここ数年での作品から一本挙げるならば、ロマコメらしさを存分に堪能することができる『ラブ・アゲイン』(2011)がおすすめ。とにかく登場するすべてのキャラクターが魅力いっぱいなのだ。スティーヴ・カレルとジュリアン・ムーア演じる中年夫婦の離婚騒動を中心に、ハンサムなナンパ師(ライアン・ゴズリング)や結婚願望の強い娘(エマ・ストーン)、妻の浮気相手(ケヴィン・ベーコン)、主人公一家のベビー・シッター(アナリー・ティプトン)などなど、多種多様な人物たちの人生が軽妙に折り重なり、豊かな群像劇を描く。
魅力的なキャラたちの天真爛漫な行動を、時にはハラハラしながら、またある時には胸を熱くキュンとさせながら見守る映画体験は、ロマコメの醍醐味を十分に味わわせてくれる。
『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』の「幸せな結末」を楽しんだ方は、ぜひ今回紹介した作品にも触れてみてほしい。その時代ならではの“気分”を感じられるとともに、いつの世でも変わらない“幸せ”を噛みしめることができるはずだ。
(文=加賀谷健)
■公開情報
『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』
10月29日(土)全国ロードショー
出演:レニー・ゼルウィガー、コリン・ファース、パトリック・デンプシー、ジム・ブロードベント、ジェマ・ジョーンズ、エマ・トンプソン、ダン・メイザー
監督:シャロン・マグワイア
脚本:ヘレン・フィールディング、エマ・トンプソン、ダン・メイザー
原作:ヘレン・フィールディング
配給:東宝東和
(c)Universal Pictures.
公式サイト:bridget-jones.jp