ユニバーサル・ピクチャーズ、2015年興行収入が55億3千万ドル突破 過去最高記録に

 ユニバーサル・ピクチャーズが2015年の興行収入が過去最高となることを発表し、話題となっている。複数の海外メディアが報じている。

 『Entertainment Weekly』によると、ユニバーサル・ピクチャーズの2015年度興行収入はすでに55億3千万ドル(日本円で約7000億円)となり、2014年の20世紀フォックス社の55億2千万ドル(日本円で約6800億円)を抜いたという。ユニバーサル・ピクチャーズは今年配給した映画が大ヒットを続けており、たとえば『ジュラシック・ワールド』は、公開されてから13日間で10億ドル(日本円で約1230億円)の興行収入を国内外で得ているほか、『ミニオンズ』『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』『ワイルド・スピード SKY MISSION』『ピッチ・パーフェクト2』も同様にヒットしている。(参考:Universal Pictures breaks box office records with highest-grossing year ever

 『CINEMABLEND』では、他の配給会社との比較も紹介。ソニー・ピクチャーズは今年2億ドル(日本円で約246億円)の興行収入で不調となっていて、ワーナーブラザーズとディズニーのみが、10億ドル(日本円で約1230億円)近い興行収入を得ている状況から、ユニバーサル・ピクチャーズが2015年の興行収入ランキング1位となることは間違いないと見ている。年末にはディズニーが『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を公開予定だが、それでもユニバーサル・ピクチャーズの記録は揺るがないだろう。また、『ジュラシック・ワールド』と『ワイルド・スピード SKY MISSION』は次回作がすでに計画されていることもあり、この2〜3年はユニバーサル・ピクチャーズの勢いが止まらないと指摘している。(参考:Universal Is Having The Biggest Year In The History Of The Film Industry

(文=編集部)

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