【漫画】変身、眼鏡っ娘、AIバディ、往年のロマンがここに……! 『電脳輝装シアンレイス』

変身もの、眼鏡っ娘、AIバディもの――。キャッチーな要素を詰め込んだ漫画『電脳輝装シアンレイス』がXに投稿されている。
『仮面ライダー』シリーズへの愛を隠さないアクションも光る、本作を描いたのは弘樹さん(@hirokiblack)。彼にとって初のオリジナル作品に込めた創意工夫とは。(小池直也)
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――Xでの反応はいかがでしたか。
弘樹:これまでは二次創作を描いていました。そのときは原作の人気もあって反応をいただけていたんです。だから本作は、本当に自分の趣味だけで「10人以下でも好きになってくれる人がいたらいいな」くらいの気持ちで描きました。
それなのに思った以上に反応があったり、同じような属性が好きな人がフォローしてくれたりして、嬉しかったですね。本当にびっくりしました。主人公について「可愛いしカッコいい」というコメントも嬉しかったです。
――描いたきっかけを教えてください。
弘樹:もともと8〜9年くらい、ずっと一級建築士と二級建築士の資格を取るために勉強をしていたんです。なんとか無事に合格して、ようやく趣味全開のことができるぞと(笑)。
イラストレーターさんが「これがうちの子です」とオリジナルキャラクターの設定画をSNSに載せているのが楽しそうで、自分もやりたいと思っていたんです。それから「設定画を描くなら、まず設定をちゃんと決めないと」と考えていくうちに、世界観ができていきましたね。
――どんな要素から組み立てていったのでしょう。
弘樹:まず平成『仮面ライダー』が好きなので、変身要素は入れたくて。あと以前、別の方と変身ヒーローもののフリーゲームを作っていたんですよ。その主人公が男の子だったので、今度は女の子にしました。
それから『アイアンマン』や『フルメタル・パニック!』のようなAIバディものも好きなんです。AIには賛否もありますが、それは脇に置いておいて。自分の趣味と「誰も傷つけずに気楽にAIを使えたらいいよね」という気持ちで考えていきました。
――シナリオもかなり書き込まれているんですか?
弘樹:アニメの1クールをイメージして、大方の話まで作ってあります。もともとは設定画の悪ノリの延長でしたが、シナリオを打ち込んでいたら「これは面白いんじゃないか」と楽しくなってしまったんですよ(笑)。
結局、9話くらいまで作り込みました。それを誰かに見てほしくて、一枚絵に文章を添えてみたんですが、しっくりこなくて……。それなら、いっそのこと漫画を描いてみようと。
――AIとの会話のテンポも印象的でした。
弘樹:会話の応酬を考えるのは好きなんです。「こうやったら笑ってくれるかな」と思いながら。ただ好きすぎてセリフが多くなりすぎて、創作仲間に「これは多すぎるぞ」と言われて、だいぶ削りました(笑)。
――気に入っている場面はどこですか?
弘樹:やっぱりカラーにしている変身シーンですね。あと、思いきり「ライダーキック」をオマージュした場面。特にキック後の着地の絵がカッコよく描けたなと思っていて。あの一連の流れが好きですね。女の子が主人公でも、ノリは『仮面ライダー』を意識してます。
――タイトル『シアンレイス』の由来も気になりました。
弘樹:発光表現が好きなので、水色に発光させたかったんです。『仮面ライダー』でも青系の主人公は少ないので、赤系じゃなく青系に。だから「ブルーよりシアンかな」と響きで決めました。
あとは写真や動画を撮られても、AIバディのおかげでデータが改ざんされて映像が歪むという設定を考えていたんです。それなら「水色の幽霊」みたいな噂が立ったら面白いよね、と。「レイス」は「幽霊」という意味で、いつかお化け扱いされるようなエピソードも作りたいという願望も込めて採用しました。
――今後の展望を聞かせてください。
弘樹:本業もありますし、いただいたお仕事もちゃんとやりたいと思ってます。もちろん、この『シアンレイス』もすごく愛着が湧いていますからね……。正直、自分のなかでも面白くなっているし、続きを見たいのでいい方法はないかと考えているところです。いい意味で「趣味」なので、楽しくのんびり回していければと考えています。





















