『スマホ時代の哲学』の谷川嘉浩最新刊 「言葉」「家」「幸福」「時間」を巡る哲学入門書

 谷川嘉浩と博報堂 人材開発室、博報堂ケトルによる共著『迷子になった「社会人」のための哲学の時間』が、10月21日にKADOKAWAより刊行される。

 本書は、現代社会に溢れる「答え」のような言葉に流されることなく、不明瞭で複雑な未知を探究するための思考を提示する哲学入門書。「現代は『答えのない時代』ではなく『迷いのない時代』だ」との問題意識のもと、社会の不安定性や見通しの悪さ、寄る辺ない心に巣食う不安と憂鬱に、安易な「答え」に飛びつかずに向き合う姿勢を探る。

 『スマホ時代の哲学』で注目を集めた谷川が、16人の悩める社員たちと「哲学ゼミ」を立ち上げ、「言葉」「家」「幸福」「時間」という4つのテーマをめぐって哲学的な観察と対話を実践する構成となっている本書。「何でも“言語化”すればいいのか?」「家庭は職場よりも不確実性が高い?」「単調な出来事を繰り返す人生に、意味はあるか?」「社会が“加速”するとはどういうことか?」といった問いが軸となる。

 各部は「対話篇」と「COLUMN」で構成され、C. S. パースの「疑い」や実存哲学の復権といったトピックにも触れる。巻末には谷川嘉浩と嶋浩一郎による特別対談を収録。また本書の刊行にあたっては勅使川原真衣が推薦コメントを寄せている。

■勅使川原真衣コメント

「わかる」ために哲学はない。働き、迷い、生きるために「使う」。こんな哲学を待っていた。

■書誌情報
『迷子になった「社会人」のための哲学の時間』
著者:谷川嘉浩(監著)、博報堂 人材開発室(監著)、博報堂ケトル
価格:2,200円(税込)
発売日:10月21日
出版社:KADOKAWA

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