柚木麻子『ナイルパーチの女子会』がリバーシブルカバー仕様に 7月中旬より全国書店で展開スタート

 柚木麻子の小説『ナイルパーチの女子会』(文藝春秋)が、2026年7月中旬よりリバーシブルカバー仕様で全国書店にて展開される。

 本作は、世界累計200万部を突破した『BUTTER』と並ぶ柚木の代表作で、世界累計40万部を突破している。『BUTTER』よりも前に書かれた小説だが、柚木の英語圏における2作目として出版され、現在17カ国で翻訳刊行が決定している。

 物語は、丸の内の大手商社に勤めるキャリアウーマン・志村栄利子(30歳)と、人気主婦ブロガー「おひょう」こと丸尾翔子の交流を軸に展開する。同性の友達がいないという共通のコンプレックスを抱えた二人は、偶然近所に住んでいたことから急速に親しくなっていくが、翔子が数日間ブログの更新をしなかったことをきっかけに、二人の関係は思わぬ方向へ進んでいく。女性同士の友情、それぞれが抱えている家庭や職場での役割規範を鋭く描いた作品で、第28回(2015年)山本周五郎賞と第3回(2016年)高校生直木賞をW受賞している。

 あわせて、柚木は6月にイギリス・マンチェスター文学祭に招待され、現地の読者やメディアに向けたプロモーションツアーを行った。6月12日にマンチェスター文学祭、6月15日にロンドンの歴史的建造物「ユニオン・チャペル(Union Chapel)」でのイベント、同日にロンドンの出版社での歓迎パーティーが開催された。

 柚木は1981年東京生まれ。2008年「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞を受賞し、2010年に同作を含む『終点のあの子』でデビューした。ほかの作品に『私にふさわしいホテル』『ランチのアッコちゃん』『伊藤くん A to E』『本屋さんのダイアナ』『BUTTER』『らんたん』『ついでにジェントルメン』『オール・ノット』『あいにくあんたのためじゃない』などがある。

■柚木麻子コメント

オーサーズツアー、とてもたのしかったです! 三度目となり、ジェーン・オースティンやヴァージニア・ウルフなど作家のゆかりにふれることができました。
『ナイルパーチの女子会』が世界で読まれていくことは、不安ですが、送り出します!

■書誌情報
『ナイルパーチの女子会』
著者:柚木麻子
価格:紙版935円(税込)/電子版815円(税込)
発売日:2018年2月9日
出版社:文藝春秋(文春文庫)
判型:文庫判
ISBN:978-4-16-791012-9

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