中村仁美、初著書が「夫の奇行集」にびっくり「青天の霹靂でした」
フリーアナウンサーの中村仁美が2月27日、都内で行われた初著書『妻脳 VS.夫脳 年上夫のあるある観察記』(光文社)の刊行記念トークイベントに登壇した。ゲストには、プライベートでも親交のある藤本美貴が出演。会場では、夫婦のすれ違いや家事分担、イライラとの向き合い方など、家庭で起こりがちなあるあるを笑いと実感を交えて語り合った。
中村は、2011年にお笑いコンビ・さまぁ~ずの大竹一樹と結婚し、12年に第1子長男、15年に第2子次男、19年に第3子三男を出産。27日に発売を迎えた本作は、ファッション&ライフスタイル誌『STORY』で2021年から連載してきた中村のエッセイをまとめた1冊で「昭和夫」と「男前妻」の日常から生まれるリアルなエピソードや、三兄弟子育ての中での爆笑話などが収録されている。
「急いで焼いたピザは熱いぞ!」大竹一樹の“謎の注意喚起”
イベント冒頭、中村は発売を迎えた心境を「びっくり」と率直に告白。「アナウンサーが夫の奇行を集めた本を出すってなかなかない。大体、コミュニケーション術やフォトエッセイだと思うんですが、私は夫の奇行集という…(笑)」と自身も想定外だった様子を見せ、「フジテレビを辞めてから夫の本を出すなんて思っていなかったので、青天の霹靂でした。きょうを無事に迎えられてほっとしています」と感慨深げな表情で語った。
トークでは、中村の夫である大竹の奇行が次々と話題に上がった。中村は最近のエピソードとして、家族で訪れたイタリアンでの出来事を紹介した。目当てのピザがなかなか来ず、店員に確認したところ「急いで焼いて持ってきてくれた」とのことだが、大竹はそこで「みんな気をつけろ!急いで焼いたピザは熱いぞ!」と発言したという。これに中村は「急いでも急がなくてもピザは熱いよ…」と当時の心境を語り、「最近はそんな感じです」と最新の奇行エピソードを披露し、会場の笑いを誘った。
藤本美貴に羨望の眼差し「本当、美貴ちゃんになりたい」
この日は、夫婦での家事分担についてもトークを展開した。藤本は「分担していない。基本的に私がやってる」と説明。さらに「洗濯機を回したはいいものの、終わるまでに間に合わないから『干すだけお願いできる?』って感じで、『○○だけ』って言うようにしてる」と頼み方のコツを明かした。しかし、夫の庄司智春はハンガーの違いまでには気づいていないそうで、過去には服の肩部分が伸びてしまったことがあったという。庄司がこういった失敗をしたとき、藤本は「絶対に怒らない」と言い、理由を「目的は『次はこっちのハンガーにかけてもらうこと』。イライラをぶつけたいわけじゃない」と口にした。中村が「見た瞬間にイラッとしないの?」と問うと、藤本は「あ…!とは思うけど、一旦落ち着かせる」と返答。中村は「なるほど、次にできるようにするための声かけか。そこで怒ったらだめなのね。勉強になりました」と感謝し、さらに「本当、美貴ちゃんになりたい」と感嘆していた。
奇行の原点は靴下?「裏に丸やバツ印」
イベント後には、中村へ囲み取材を実施。本作について、大竹は「それ、オレの本じゃん」とコメントを寄せているが、中村は「夫は読んでない」と明かしつつ、「周りから内容を聞くみたいで『全部うそだから』と言っているみたいです(笑)。なので、私は『全部本当』って言うようにしています」と笑った。
中村と大竹は、今年で結婚生活15年になる。報道陣から、交際時から奇行に気づいていなかったのかと問われると「交際当初はほとんどなかったけど、洗濯に異様にこだわっているなっていうのはあった」と回顧し、続けて「同じ靴下が何ペアかあって、洗っていくうちにヘタり度が変わる。そのペアを確実に合わせるために、裏に丸やバツ印を書いているのを見たとき『おー……』って思いましたね。もしかしたら、あれが(奇行の)始まりだったのかもしれない」と原点ともいえる出来事を紹介した。
結婚生活15年、交際期間含め20年も「未知の生物」
結婚生活15年でわかったこと、いまだに未解明なことについては「付き合っていた期間を入れると20年一緒にいます、日々驚くことばかりで、いまだに未知の生物です」と断言。その上で「それでも大竹の妻でよかったことは」と尋ねられると、「この本を出せたこと。大竹じゃなかったらこの本を出せなかったので、そこはよかったです」と言い切っていた。
最後に一言求められると「『ケンカばっかりしている2人がこんなに楽しく過ごせるんだ』『結婚ってもしかしたらいいのかもな』と思ってもらえるかもしれない」と本作をアピールし、「結婚している方もしていない方も、男性も女性も読んでいただきたいと思います」と呼びかけ、締めくくった。
■書誌情報
『妻脳vs.夫脳 年上夫のあるある観察記』
著者:中村仁美
価格:1,760円
発売日:2026年2月27日
出版社:光文社