小太り40代女子、話題の“四毒抜き”レシピを3日間やってみた! あきらかに改善したカラダの2大お悩み点


 筆者は、アラフィフの階段を着実にのぼる46歳・女性ライター(小太り)。体が不調な日? そんなもの年がら年中だ。良好な日など、一ヶ月の一粒万倍日くらいの割合でしかない。そんな私のもとに縁あってやってきた本が、『おいしくて超健康になる! 四毒抜きレシピ 小麦・植物油・乳製品・甘いものナシ』(徳間書店)であった。

 「四毒抜き」……これは銀座エルディアクリニック院長の吉野敏明さんが著書の中で提唱し大きな話題となった食事法。日本人が長い歴史の中で食べてこなかった4つの食べ物をなるべく排除するのだという。本書は吉野敏明さんの妻であり、銀座エルディアクリニック副院長の吉野純子さんによる「四毒抜き」メニューのレシピ本だ。ちなみに「四毒」の内訳は、小麦・植物油・乳製品・甘いものである。


 冒頭の「四毒抜き」の説明を読んでみると、別にそこまでむちゃくちゃ厳しいことではないことが理解できる。要は伝統的な和食を軸にしていけば、おのずと健康的な食生活が送れるという。それに和食以外のレシピもいっぱい載っていた。これなら飽きることもなさそうだ。さらに本の中で吉野純子さんがこう言っているではないか。「この食事法の原理原則を知ったうえで、『なるべく四毒を避ける』という心がけを持ち、日々の食事と向き合えばいいでしょう」と。

 しかし、肥満傾向の人はフル四毒抜きをオススメされている……私は例によって肥満傾向である。ぐぬぬ。熟考した結果、お試しで3日間ほど、『本当は絶対避けなきゃいけないけど、プレッシャーにならない程度になるべく四毒を避ける』というマインドで「四毒抜きレシピ」を試してみることにした。


久々の小麦抜き生活、“無理してる感”はゼロ

 1日目・雑穀ごはんおむすび(牛しぐれ煮)&にんじんとさば缶のみそ汁

この日は朝食のみ自炊。ぴったりなレシピを発見したので作ってみることにした。※分量など詳しくは本書を参照のこと

まずは1品目、「雑穀ごはんおむすび(牛しぐれ煮)」。

雑穀ごはんおむすび(牛しぐれ煮)

 作り方:酒・水・しょうゆ・みりん・実山椒を合わせて煮立たせ、牛肉を加えたらほとんど汁気がなくなるまで煮て牛しぐれ煮を作る。米と16穀米を混ぜて炊いた雑穀ごはんに、牛しぐれ煮を入れてにぎる。



にんじんとさば缶のみそ汁

 さらに2品目、「にんじんとさば缶のみそ汁」。作り方:鍋にさば缶を汁ごと入れて、細切りにしたにんじんを加える。中火にかけて混ぜながらさばを崩して炒る。にんじんがしんなりしたらお湯を入れて、煮立ったら少し火を弱める。にんじんが柔らかくなったらみそを溶き入れてパセリを刻んで一煮する。

 なんとも朝食らしい朝食のできあがり。普段は雑穀ごはんなぞ食べる機会など皆無なのだが、これが想像以上に美味しかった。プチプチした食感が楽しいし、牛肉を入れたことでおかずを食べている満足度もしっかりある。さらに、驚いたのがみそ汁だ。サバ缶めちゃくちゃ美味い。しかもみそに合う。おにぎりをそのままみそ汁に入れて、雑炊のように食べるのもアリではないかと思う。

ちなみに、昼食は居酒屋のランチでおでんとだし巻き卵の定食を食べた。企画の趣旨に則った見事なチョイスだと自画自賛してしまおう。

 夕飯は仕事終わりで行きつけの立ち飲み屋に行き、牛すじ煮込みを肴にプレーンチューハイを飲んだ。こちらも「四毒抜き」をしっかり意識できていたと思う。レシピでは酒に関しての言及はされていなかったので、ここは大目に見ていただきたいところだ。


 私は三食パンでも大丈夫なほどのパン狂いな人間ゆえ、この日かなり久しぶりに小麦抜きの生活をした。が、そこまで無理をしている感覚はない。翌日も問題なく進められそうで一安心。


野菜だけでもかなり濃厚、罪悪感ナシ!

 2日目・豚肉と水菜のおろし煮&なすのトマト蒸し煮

前日に雑穀ごはんとみそ汁を作りすぎたので、朝食は2日連続同じものを食べた。昼食に「四毒抜きレシピ」を活用する。

 
1品目、「豚肉と水菜のおろし煮」。
作り方:鍋にだし汁・塩・しょうゆを合わせ中火にかける。煮立ったら豚肉を加え、火を通す。あくを取って6~7cmにカットした水菜を加えて一煮する。しんなりしたら、大根おろしを広げ入れて一煮する。

なすのトマト蒸し煮

 2品目、「なすのトマト蒸し煮」。

作り方:一口大に切ったなす、1cm角に切ったズッキーニ、玉ねぎセロリ、潰したにんにくを鍋に入れ、ローリエ・オレガノ・タイム・トマトジュース・トマトペースト・塩を合わせてよく混ぜる。蓋をして中火にかけ、煮立ったら少し火を弱くする。時々混ぜ、野菜がくたっとしてきて、ほとんど水気がなくなるまで30~40分煮る。



中央上が豚肉と水菜のおろし煮

 2品にまだまだ残っていた雑穀ごはんをプラスしてワンプレートランチにしてみた。「豚肉と水菜のおろし煮」、サッパリしててひじょうに美味しい。ボリュームがしっかりあるので、ノンオイルでもまったく問題ナシ。対して「なすのトマト蒸し煮」はかなり濃厚。しかし野菜しか使っていないので罪悪感ゼロなうえに、たくさん作れば常備菜としても活躍してくれそうで嬉しい。

夜は外食。友人との飲み会だったのだが、事情を話して和食居酒屋に行き、注文も刺身メインにしてもらった。


 この日も無事に「四毒抜き」クリア。残すは後1日。頑張ろう。


あまりに冬の味方すぎる!大満足のレシピ

 3日目・鶏とレタスの水炊き

この日の朝食は新たに炊き足した雑穀ごはんに、昨日たくさん作っておいた「なすのトマト蒸し煮」を乗っけて小丼にした。昼食は出先で焼き魚定食を注文した。

 そして、ついにこの日の夕食で「四毒抜き」生活の終幕が訪れる。レシピを厳選し作ったのは「鶏とレタスの水炊き」だ。




鶏とレタスの水炊き

 作り方:鍋に水を入れ、昆布を20分ほどおいて戻し、中火にかけて酒を加える。煮立ち始めたら、塩をすり込んで10分おいた鶏肉としょうがを加え、再び煮立ったら火を少し弱めて20~30分煮る。柔らかく煮えたられた図を加え、だし汁・しょうゆ・酢を合わせた酢じょうゆで食べる。


 「鶏とレタスの水炊き」、あまりにも冬の味方すぎた。美味しいうえに見えるからにヘルシー。ただ、私は圧倒的なポン酢信者のため、手作りの酢じょうゆよりも市販のポン酢で食べる方が好みだった。しかしこの水炊き、〆に雑炊をすれば鶏肉の旨味がたっぷりのスープも余すことなく活用できるし、ボリューム的にも無問題。満足度の高い、「四毒抜き」大フィナーレとなった。


3日だけでも効果あり?  目に見えて改善された2つの点

 さて、3日間の「四毒抜き」生活をおくった私だが……やっぱり、たかが3日程度で劇的な体調の改善を期待するのはおこがましい話だった。しかし、本当に些細なことかもしれないが、目に見えて改善された点が2つ。

 「むくみが減った」!
「体重が600gくらい減った」!

3日間を振り返ってみて、普段と比較するとけっこうストイックな食生活になっていたので、自然の摂理としてあり得る話だとは思う。ただ、不思議とこの期間は「四毒」への飢えへの苦しみがなかった。これは想定外なところであり、食事への満足度の高いレシピが提供されていた証ではないかと思われる。このまま継続することも不可能ではないだろう。

 つまり『おいしくて超健康になる! 四毒抜きレシピ 小麦・植物油・乳製品・甘いものナシ』、かなりイイぞ!

とはいえ、この翌朝には小麦を切望して朝からパン屋に駆け込み、パンを貪るという最悪の事態が勃発してしまった。やはり1日1食のパンは許されるくらいの「ゆる四毒抜き」くらいの感覚が私にはマッチしているのかもしれない。今後も本書を参考に、食生活の改善に臨む所存だ。

関連記事