『ちいかわ』作者ナガノの大好物? カルディに売っている”アレ”を見ると1年の終わりを感じる…”アレ”とは?
今年も残すところあと4ヶ月。人は何をきっかけに「今年ももう終わりだ」と感じるだろうか。『ちいかわ』作者・ナガノにとってそれは、コーヒー・輸入食品を販売する「カルディ」の店頭に並び始めるアレのようだ。
9月2日、ちいかわの公式 X に(@ngnchiikawa)投稿された1枚のイラスト。ハチワレが泣きながら「カルディでこれ売ってたからッ… 今年ももうッ…『おわり』だよッ」と訴える。手には毎年ハロウィンの時期になるとカルディで売り出される、お化けの形をしたハロウィンのお菓子(わたあめ)である。投稿には39万を超えるいいねが付き大きな共感を呼んだが、実はナガノは過去にも何度か同様のポストをしている。
ナガノ自身のX(@ngntrtr)では2023年9月、「カルディの『これ』を手にした瞬間 年末へと「時」が「加速」していくのだった」というコメントと共に、「ナガノくま」(自分ツッコミくま)と呼ばれるキャラがカルディのわたあめのお菓子を手にしている。ハロウィンの時期から一気に忙しない年末へと加速していく雰囲気に対し、ナガノのくまがどこか憂いているように見える。
2022年にも似たような投稿が。カボチャの仮装に身を包み、魔女の帽子のようなものを被ったナガノのくまのイラストと「カルディのこのわたあめで 今年が終わりゆくのを感じるのだ」とのコメントが投稿された。ナガノくまの手にはもちろんカルディのわたあめのお菓子が握られている。
さらに遡り2021年にはナガノのくまが今年が終わることに対して「ダダ」をこねるストーリーイラストが投稿された。始まりには「カルディが ハロウィンめいたら もう秋だ」とのコメント。次に「毎年買うこのわたがし…」とナガノのくまが大切そうにカルディのお化けのわたあめを抱えている。「そして今年も終わりだ」と悟りを開いたようなくま。ナガノはカルディのわたあめに対して愛憎入り混じる感情を持っているようだ……。
そんなナガノ自身の生活を投影し度々描かれる「ナガノのくま」シリーズは、無印良品やミスタードーナツ、丸亀製麺など庶民に身近なお店にも訪れている。無印を訪れた際には特徴的なBGMや小さいお菓子に言及していたり、人気商品「不揃いバウム」について触れることも。ナガノの生活が垣間見え、さらにはちょっとしたオススメ情報などが描かれていることもあり、読者にも人気のシリーズとなっている。
人は歳をとると時間の流れを速く感じる様になるというが、ナガノからライフハックを学ぶことで人生がより豊かになるかもしれない。
【画像】ナガノが1年の終わりを感じて切なくなってしまう「アレ」とは…ナガノのライフハックをみる