【漫画でわかる】「英語をスラスラ話せる人」は何をしてる? 話すための英語=アウトプットを育てる7つのステップ

川﨑あゆみ『英語が日本語みたいに出てくる頭のつくり方 第二言語習得論の専門家が教える「英語の正しい学習法」』(日本実業出版社)

 「英語を話せるようになりたい」――そう願う人にとって最大の壁は、「話す内容が思いつかない」「英語に直せない」「口から出てこない」といった“アウトプットのつまずき”かもしれない。

 そんな悩みを乗り越えるための明快なプロセスを提示してくれるのが、話題書籍『英語が日本語みたいに出てくる頭のつくり方』(日本実業出版社)である。

 本書の第三弾試し読み漫画では『英語が日本語みたいに出てくる頭のつくり方』の重要なポイントである「アウトプット力」を鍛えるための“7つのステップ”が紹介されている。漠然と話そうとするのではなく、段階を踏んで「英語で話す力」を育てていく――そんな体系的なアプローチが描かれている。

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 まず第一のステップは、「何を話したいのか?」を明確にする「概念化」が大切だという。話す前に中身が空っぽでは、どんなに英語力があっても言葉は出てこない。そして話す内容を「文章化」するフェーズへ。ここでは「SVO(主語・動詞・目的語)」といった基本文型に当てはめて、自分の思考を英語にする。

 さらに「音声化」や「スラスラトレーニング」「メタ認知(=自分の話した英語を客観的に振り返る)」といった工程を経て、ようやく英語が“話せる状態”に近づいていくのだ。本書ではこのようなステップを「話せるようになるための道筋」として整理している。

 英語を話せなかった理由を「話せた/話せなかった」という二択ではなく、「なぜ話せなかったのか(Why Not?)」と細かく分析する姿勢も重要だとされている。内容が不明確だったのか? 英語化できなかったのか? 発音に自信がなかったのか? それとも緊張して頭が真っ白になったのかなど、そうした細かなつまずきを可視化することで、「具体的な解決策」が見えてくる。

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