全42組が参加「胎動短歌Collective vol.6」に注目 5月11日開催「文フリ東京」で先行発売

 現在、大変な勢いでブームが到来し、短歌シーンがますます盛り上がりを見せる中、胎動短歌会(胎動LABEL)では、2107年に創刊号の「胎動短歌Collective」、2022年に「胎動短歌Collective vol.2」2023年に「胎動短歌Collective vol.3」「胎動短歌Collective vol.4」、2024年に能登半島地震の被災者支援を目的とした書籍「チャリティー百人一首」、さらに「胎動短歌Collective vol.5」を発売。

 これまでも即売会(文学フリマ東京)にて販売開始直後から長蛇の列が発生し列が途切れぬままソールドアウトし、書店での展開、メディアでは各種ラジオ、短歌誌、そのほか大型イベントにて取り上げられるなど、想像以上の広がりを見せてきた。

 今回「胎動短歌Collective vol.6」でも歌人のみならず、詩人、俳人、小説家、ミュージシャン、ラッパー、アイドル、お笑い芸人、書店員、ラジオパーソナリティー、画家、怪談師、植物園の中の人、デジタルわんこ(!)まで全42組が参加、ジャンルを超えた「誌面上の短歌フェス」として各参加者から短歌連作8首を寄稿。

 1987年刊行の第一歌集『サラダ記念日』が社会現象となり、「短歌ブーム」を巻き起こし俵万智、同じく歌人の枡野浩一、東直子、荻原裕幸、岡野大嗣、岡本真帆、千種創一、ラッパーのGOMESS、狐火、チャットモンチーでの音楽活動を経て現在は作家や詩人として活動する高橋久美子、アイドルグループ卒業後、執筆活動で様々な出版物に寄稿し、短歌研究員としても活動している宮田愛萌、アイドルとして活動している寺嶋由芙、「九月の『読む』ラジオ」が度々反響を呼んでいるお笑い芸人の九月、詩集『詩の礫』のフランス語版が第1回「ニュンク・レビュー・ポエトリー賞」外国語部門に選ばれるなど、国際的にも評価が高い詩人の和合亮一、詩人であり小説家としてのデビュー作「いなくなくならなくならないで」が第171回芥川龍之介賞候補に選ばれた向坂くじら、文筆家、ラジオパーソナリティなどマルチに活躍する藤岡みなみ、怪談師であると同時に作家としても活躍する川奈まり子、インディペンデントの書店シーンを牽引する東京・赤坂の書店「双子のライオン堂」の店主・竹田信弥など、多彩かつ豪華なメンバーが集結。

 短歌人気が続く中、いま最も勢いのある短歌文芸誌の一つとして注目度は高く、今回も大きな話題になることが予想されている。今後は各書店などでの取り扱いも予定、ぜひオルタナティブな文学シーンの最前線である「文学フリマ東京」でゲットしてほしい。

書籍詳細

■「胎動短歌Collective vol.6」

【参加者(寄稿者)一覧】
伊波真人
宇野なずき
岡野大嗣
岡本真帆
荻原裕幸
カニエ・ナハ
金田冬一/おばけ
上篠翔
川奈まり子
狐火
九月
小坂井大輔
GOMESS
向坂くじら
志賀玲太
鈴木晴香
高橋久美子
竹田ドッグイヤー
tanaka azusa
俵万智
千種創一
千葉聡
寺嶋由芙
toron*
野口あや子
初谷むい
服部真里子
東直子
ひつじのあゆみ
平川綾真智
広瀬大志
藤岡みなみ
フラワーしげる
ふわんわん
堀田季何
枡野浩一
宮内元子
宮崎智之
宮田愛萌
村田活彦
和合亮一
ikoma
(50音順/敬称略)

【価格】2,000円 (税抜)
【表紙・デザイン】竹田信弥 (双子のライオン堂)
【編集】ikoma

①5月11日(日)に開催される「文学フリマ東京 40」にて先行販売

【#文学フリマ東京 40】
【日時】5月11日(日)12:00~17:00
【会場】東京ビッグサイト
【出店名】胎動短歌会(胎動LABEL)
【ブース】U-11・12(南1-2ホール)
【入場料】¥1,000
bunfree.net/event/tokyo40/

②文学フリマ東京以降

胎動短歌会X(旧Twitter)アカウントでの通信販売、そして各書店などでの取り扱いを予定。

【胎動LABEL】
「ジャンルの壁を越える」をテーマにしたイベントレーベル。
これまでに国内最大級の詩の野外フェス「ウエノ・ポエトリカン・ジャム5/6」、詩と本の野外フェス「POETRY BOOK JAM」、TBSラジオ主催「WORD WAVE」、東京都主催 隅田川怒涛「ことばの渡し」を企画。
また、いとうせいこう率いるダブポエトリーユニット「いとうせいこう is the poet」と共にイベント「Live Dub Jam」を開催するなど、様々なジャンルと共に言葉の表現を追求してきた。
主宰のikomaは、渋谷のラジオ「MIDNIGHT POETS~誰も整理してこなかったポエトリー史~」では、いとうせいこう、村田活彦とラジオを、そして毎週水曜日14:30放送「渋谷のポエトリーラジオ」ではパーソナリティを務める。

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