生物学者たちの「ひらめきの瞬間」がビジネスにも役立つ!『生物学史ひらめき図鑑 生命の謎に挑む科学者たち 50のイノベーション』

 書籍『生物学史ひらめき図鑑 生命の謎に挑む科学者たち 50のイノベーション』が4月15日にナツメ社より発売された。

 ダーウィン、パスツール、メンデル、山中伸弥など、さまざまな発明や発見をした生物学者たち。本書では医化学・毒性学の父であるパラケルスス、二名式命名法を確立したリンネ、最適な実験装置を自作したパスツール、炭疽菌の発見者コッホなど、生物学の歴史をたどりながら、生物学発展の転換となったさまざまな発明や発見が解説される。

 また紙面では研究者や生物をゆるいイラストで描き、親しみやすく図解。巻末には「生物学史の偉人」年表や地質年代における生物の歴史を掲載、生物学史を大づかみできる。

 加えて「組み合わせる」「視点を変える」「偶然をものにする」「突きつめる」と、ひらめきが生まれる瞬間を分類して解説されるため、ひらめきの要素をビジネスや暮らしに応用して、現状を打破するきっかけにすることができるだろう。

■監修者紹介
水野 壮(みずの ひろし)
筑波大学大学院生命科学研究科博士後期課程修了(農学博士)。日本科学未来館で展示開発勤務の後、サイバー大学、フェリス女学院大学および日本赤十字看護大学の非常勤講師を経て、麻布大学教育推進センターの生物学講師となる。そのかたわら、NPO法人食用昆虫科学研究会を立ち上げ、副理事長として昆虫食の普及活動に努めている。主な著書として『昆虫食スタディーズ』(化学同人)、監修として『昆虫を食べる!』(洋泉社)、『アトムのサイエンス・アドベンチャー 昆虫世界の大冒険』(講談社)などがある。

■書籍情報
『生物学史ひらめき図鑑 生命の謎に挑む科学者たち 50のイノベーション』
監修者:水野 壮(みずの ひろし)
発行:ナツメ社
定価:1,870円(税込)
仕様:A5判/256ページ
発売日:2025年4月15日

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