累計発行部数33万部を突破した「こどもシリーズ」最新刊『こども「友だちとのつきあい方」』が3月4日にカンゼンより発売された。

　友だちとうまくつきあっていくためには、相手の気持ちを考える力が必要。自分の気持ちを優先して行動しているだけでは、人とうまくつきあうことは困難であるはず。

　一方で、相手のことばかり考えて自分のことをないがしろにしてしまったり、周りの意見に流されてばかりではトラブルのもとになってしまう。また人から好かれようとするあまり無理をしてしまうのも自分の心を傷つけることになってしまうだろう。

　本書では、友だちを作るうえでの悩みの解決方法、友だちに好かれようとしすぎる気持ちが空回りしていないか、相手の気持ちをうまく考えるにはどうしたらいいのか、他人から自分はどう見られているのか、友だちとの間でトラブルが起こったときはどうすればいいのか、自分の気持ちを相手に伝えるためにはどうすればいいのかなど、こどもたちが日々の生活のなかで同年代の他人と心地よく自然につきあうためのスキルを解説。

　こどもはもちろん、大人にも気づきを与えてくれる1冊だ。

■書誌情報
『こども「友だちとのつきあい方」』
編集・執筆：バウンド
装丁・本文デザイン：山本真琴(design.m)
イラスト：瀬川尚志