【2025.2.25 週間漫画ランキング】”怪物”少女漫画『春と嵐のモンスター』にBLアワード戴冠の『40までにしたい10のこと』など
続いて今週のランキングで1位を獲得したのは、昨年10月からseason2のアニメが放送されているゲームアドベンチャー作品、硬梨菜・不二涼介による『シャングリラ・フロンティア』21巻(講談社)。まだコミックスに収録されていない新エピソードでは、作中で「七つの最強種」の一つであるユニークボス・クターニッドとの激戦がついに終結した。アプリ「マガポケ」のコメント欄では新章の開幕への期待や、クターニッド討伐に参加したヒロイン・レイのその後にも注目が集まっている。絶賛激闘を繰り広げている本巻も目が離せない。
2位には、『ツキミチ』の愛称で親しまれ現在アニメ第3期が制作されている人気作、木野コトラ・あずみ圭による『月が導く異世界道中』15巻(アルファポリス発行・星雲社発売)がランクイン。Xには「ツキミチ3期はよ」とファンのコメントが多数投稿されている。しかし、第2期は制作決定から放送までおよそ3年の期間があったことから、「3期あるのは嬉しいが、……さて、そこまで生き延びられるとも思えん」とすでに待ちきれない様子だ。来たる第3期の放送に向けて、コミックスを手にとって予習しておくのもいいだろう。
4位は、全世界シリーズ累計5500万部を突破した『七つの大罪』の続編、鈴木央による『黙示録の四騎士』20巻(講談社)。本巻では〈四凶〉緑の騎士主催のアンヌヴン剣闘祭を舞台に、ヒロイン枠の一人・アングハルハッドの成長が顕著に描かれている。かわいらしかった印象から、強さと美しさを兼ね備えた姿には大勢の読者が魅了された。新キャラも続々と登場しており、見どころが盛りだくさんの最新刊を読まずにはいられない。
8位には、曽田正人・冨山玖呂による『め組の大吾 救国のオレンジ』11巻(講談社)が初登場。1995年に連載が始まった前作『め組の大吾』は2004年は『FIRE BOYS 〜め組の大吾〜』としてテレビドラマ化、2020年に本作が連載され2023年にはアニメ化されている。長きに渡って幅広い年代で愛されている消防レスキュー作品だ。
※参考:日販「週間ベストセラー」https://www.nippan.co.jp/ranking/weekly/