「ずっとアイドルを続けていきたい」超ときめき♡宣伝部 菅田愛貴 5年間の活動で感じる自身の変化

 『ラヴィット!』や『超無敵クラス』などのバラエティ番組にも出演し、キュートな声とほのぼのとした言動で共演者を癒す、菅田愛貴。そのスキのないビジュアルから「令和イチ可愛いアイドル」とも称される彼女が、2025年3月3日に、1st写真集『すのあき』(SDP)を発売する。

 雪山、温泉街、砂浜、プール、喫茶店など、ロケーションだけでなく季節も異なる写真の数々がリズムよく収められた同書。ここには、菅田の飽くなきこだわりが滲んでいるという。そこで、制作の裏側をインタビュー。人生初のソロ写真集に込めた熱い思いを覗いてみた。さらに、超ときめき♡宣伝部の活動を通して変化したことや、ファンへの感謝を語った。

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カメラマンさんは直接オファー!

ヘアメイク:原田琴実 スタイリング:大里梨絵

――写真集の制作は、1年前から動き出していたそうですね。

菅田愛貴(以下、菅田):そうなんです。昨年、マネージャーさんからサプライズで「写真集を出せます」と教えていただいて……それから誕生日(12月20日)に情報解禁するまで、撮影をして、いっぱい会議をして、みんなで魂を込めて作った一冊になっています。

――制作にも深く関わっているようですが、撮影するにあたりどんなリクエストをしましたか?

菅田:写真の雰囲気やロケーションを提案しました。あとはカメラマンさん、スタイリストさん、ヘアメイクさんを選ばせていただいています。カメラマンさんは、三瓶康友さんという方。これまで2回ほどご一緒しているんですけど、初めて撮ってもらったとき、私なのに私じゃないと思うくらいすごくキレイな写真を撮ってくださって「めっちゃいい!」と思って。そのときから、写真集を作るなら三瓶さんに撮ってもらいたいなと思っていました。

 次にお会いしたのは写真集が決まってからだったので、その場で三瓶さんに直接「写真集を撮っていただきたいんですけど、○月○日と、▲月▲日ってどうですか?」と相談をしました。すぐに「ぜひ」とお返事をいただけて、心からうれしかったです!

――衣装もご自分でセレクトしたんでしょうか?

菅田:はい、自分で選びました! お洋服をたくさん用意していただいて、いっぱいフィッティングして、マネージャーさんやスタッフさんの意見を取り入れさせていただきながら「これが着たい!」と思うものを選んでいます。

――中でも「絶対に着たい!」と思ったお気に入りの服はありますか?

菅田:雪山で着ている赤いコートと、水着です。水着はさくらんぼ柄を選んだんですけど、フレッシュで元気な女の子という雰囲気にしたかったからなんです。だから可愛いさくらんぼにしました!

――では、撮影が始まるまで身体作りはしましたか?

菅田:お肌の調子が悪くならないように、スキンケアはいつも以上にしっかりやっていました。あと、大好きなお菓子を我慢して、我慢して……どうしても食べたくなったらお菓子の代わりにフルーツを食べたりして、気をつけていました。

あと、ストレッチやマッサージもしました。普段もやっているんですけど、写真集に向けてむくみを解消しなくちゃと思って、家ではずっと脚とか顔をグリグリグリグリ(笑)。いつも以上に頑張ってやっていました。

遠くから見てもインパクトある表紙に

――ロケーションに雪山を選んだのも菅田さんだとか。

菅田:そうなんです。ただただ雪が大好きで、行ってみたくて。キレイだし、見ているだけで癒やされるなーって。

――寒くなかったですか?

菅田:全然平気でした! むしろめちゃめちゃ楽しかったです。スタッフさんが雪合戦をしていたり、アヒルの形をした雪玉をたくさん作ってくれたり(笑)。私は雪穴に落ちちゃったこともあったんですけど、それすらも楽しかったですね。「あー、落ちちゃった!」みたいな(笑)。

――では、あえて大変だった撮影を挙げるなら?

菅田:どの場所もギュッと詰まったスケジュールで撮影をしていたので、写真集の最後に載っている夕日のカットは、時間との戦いだったんです。少しでも遅れたら日が沈んじゃうから、時間厳守で動いて。無事に間に合って、すごくいい写真が撮れて。奇跡だなと思いました。天気にも恵まれたし、大変だったけど良い撮影だったなと思います。

――大変だったことも楽しい思い出に変わるくらい、充実していたんですね。

菅田:そうですね! 温泉街の撮影も楽しかったです。温泉卵とかおまんじゅうとか、ずっとパクパク食べていました。撮影前は食事制限を頑張っていたけど、いざ撮影が始まるとずっと食べていた気がします。喫茶店でも、ナポリタンとかメロンソーダとかを食べたり飲んだりしているんですよ。写真集には載っていないんですけど(笑)。しかも、そのお店のお母さんがとっても優しくて、ナポリタンをお持ち帰り用に包んでくれたりしたんです。いい思い出になっています。

――そんな撮影を終えてからは、写真のセレクト作業などがはじまるかと。

菅田:そうなんです。みんなで会議を繰り返していたのが、この工程ですね。メンバーに隠れて、マネージャーさんから送られてくる写真集関連のLINEをたくさんチェックしていました。

――表紙も、この頃に決まったということですよね。

菅田:はい。写真集の表紙は、遠くから見ても目を引くくらいインパクトのあるものにしたかったんです。だからドアップで恥ずかしかったんですけど、思い切ってこれに決めました。フードのもふもふも可愛くて、最初に惹かれたのがこの写真。ほかにも候補はたくさんありましたけど、割と一直線に選んだと思います。

――写真の掲載順やレイアウトには、どんなこだわりがあるのでしょうか?

菅田:見ている人が「わっ、わっ!」とどんどんページをめくりたくなるような一冊にしたいと思っていたので、表情や構図が似ているものをなるべく避けるようにしました。あと、途中で写真を中央に小さく配置しているページとかも出てくるんです。そうして余白を大きくしたりして、雰囲気がコロコロ変わるように心がけています。

――素敵なアイデアですね。

菅田:スタッフさんとたくさん話し合って、アイデアをいただいたおかげです。みなさんに協力していただいて、この一冊が出来上がりました!

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