実は過激な描写だらけ? 『ドラゴンボール』のトラウマ級に痛そうな衝撃シーン

 バラエティに富んだ宇宙人キャラクターや可愛い女の子など、一見ポップな絵柄で知られる鳥山明原作の『ドラゴンボール』。実は戦闘シーンでは驚くほど過激な描写が含まれていることがある。そこで今回は『ドラゴンボール』の戦闘シーンに登場する、トラウマ級の過激描写を紹介していこう。

痛々しい戦いの果てに…… 悟空VSマジュニア

 特に印象的なのは両者ともに凄まじい傷を負うこととなった、孫悟空とマジュニア(ピッコロ)の天下一武道会での戦い。負傷した自分の左手を自ら引きちぎったピッコロもかなり痛そうだったが、それ以上に悟空の受けた傷の描写はさらに痛々しいものであった。

 悟空はピッコロの怪光線によって右肩を貫かれ、さらに両腕両足を破壊されるという壮絶な状況に陥ってしまったのだ。この酷い有様に読者からは「血を吐きながら痛みに耐える悟空の姿が忘れられない」と、見た人の心に深く刻まれる衝撃的シーンとなった。

悟空の悲鳴と骨が砕ける音が壮絶! 大猿ベジータVS悟空

 実は悟空が痛めつけられるシーンは作中でも結構多い。特にベジータとの戦いでは、大猿になったベジータに悟空が握りつぶされるシーンが非常に印象的。握りつぶされる時の全身の骨が折れる「バキバキッ」という効果音や悟空の悲鳴…… それらがシーンの壮絶さを強調して、読者に強烈な印象を与える結果となった。

 さらにこのシーンの衝撃度を高めているのは、悟空が通常の戦闘では絶対に見せない弱々しい姿を見せているところだ。普段は強靭な肉体を誇る主人公がまるで人形のように扱われる様子は、ベジータの圧倒的な力を示すとともに悟空の窮地を生々しく表現することに成功している。

関連記事