【2024.9.3 週間漫画ランキング】キャラの成長が感慨深い『金色のガッシュ!!2』が奪首! 4位に初登場『メイドインアビス』にも注目

 大ヒットながら完結した作品のセカンドシーズンは、ファンにとって心躍るものだ。『BORUTO-ボルト- 』や『ダイヤのA』、『刃牙』など、前作で登場したキャラクターの成長を目の当たりにするとなんとも感慨深い気持ちになれる。

 『金色のガッシュ!!2』もそうした作品のうちの一つ。前作『金色のガッシュ!!』にて、魔界の王になった主人公、ガッシュ・ベルのその後を描いたストーリーで、当時高校生にあがったもうひとりの主人公、清麿は考古学者へと成長を遂げていた。

 そんな中、雷句誠による『金色のガッシュ!!2』4巻(クラーケンコミックス発行鍬谷書店扱い)が、日販調べの週間漫画ランキングで先週の4位からアップして1位を獲得。恵やフォルゴレ、シェリーといった懐かしのパートナーに加え、子供っぽさが抜けた魔物たちも登場する。

1.金色のガッシュ!!2(4)/雷句誠/クラーケンコミックス発行・鍬谷書店扱い
2.ハニーレモンソーダ(26)/村田真優/集英社
3.ブルーロック(30)/金城宗幸・ノ村優介/講談社
4.メイドインアビス(13)/つくしあきひと/竹書房
5.The JOJOLands(4)/荒木飛呂彦/集英社
6.リアル(16)/井上雄彦/集英社
7.僕のヒーローアカデミア(41)/堀越耕平/集英社
8.衛宮さんちの今日のごはん(10)/TAa・TYPE-MOONほか/KADOKAWA
9.踏んだり、蹴ったり、愛したり(5)/壱屋すみ/KADOKAWA
10.呪術廻戦(27)/芥見下々/集英社

 続く2位は、先週11位から急浮上した、村田真優による『ハニーレモンソーダ』26巻(集英社)。2021年に吉川愛、SnowManラウールを主演に実写映画化された本作は、2024年3月にテレビアニメ化されることが発表され再び大きな話題にもなった。

 YouTubeに公開されたPV第一弾には、「流石にアニメ化発表された時号泣した」「ほんとずっと待ってました」など歓喜のコメントが300件以上寄せられた。2025年1月からの放送にむけ、原作を手に取る人が後を絶たないことだろう。

 4位には初登場となる、秘境の大穴・アビスでの冒険を描いた作品、つくしあきひとの『メイドインアビス』13巻(竹書房)がランクイン。非情な世界観ながら、2017年・2022年にアニメ化され、累計発行部数は333万部を突破している。

 5位は2週連続TOP5入りとなった、荒木飛呂彦による『The JOJOLands』4巻(集英社)。『ジョジョの奇妙な冒険』から始まったシリーズは本作で9作目に突入した。前作で登場したキャラクターの子供が登場するなど、シリーズを通した相関図もストーリーの面白さを引き立てている。

 続く6位には、今年連載25周年を迎えた、井上雄彦の『リアル』16巻(集英社)。4年ぶりの新刊発売に、「久々の最新巻、最高!」や「全てのページに作者の熱い魂が載っていた」といった声が挙げられている。胸が熱くなる漫画を探している人におすすめの作品だ。

 続いて、8月5日発売の『週刊少年ジャンプ36・37合併号』にて最終回が掲載され、未だ興奮冷めやらぬ、堀越耕平の『僕のヒーローアカデミア』41巻(集英社)が7位にランクイン。堀越氏から続編等のコメントはないものの、SNSには続編を望む声が多数寄せられている。発行部数1億部を超える大ヒットメーカー、堀越氏の今後にもぜひ、注目してもらいたい。

※参考:日販「週間ベストセラー」https://www.nippan.co.jp/ranking/weekly/

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