『葬送のフリーレン』原作者・山田鐘人先生がフリーレンを描くと? スピンオフで読みたい「むふー」な可愛さ

 アニメ化で大ブレイクを果たした異世界ファンタジー漫画『葬送のフリーレン』。美しい作画はアベツカサ氏が担当しているが、原作の山田鐘人氏がフリーレンを描いたらどうなるのか。そんな疑問に、『葬送のフリーレン』公式X(@FRIEREN_PR)が答えている。

 同アカウントは「原作・山田鐘人先生のフリーレン」というコメントと共に、いくつかのイラストをポスト。「アイスばかり食べて過ごしています。」と、呆れた表情のフェルンの膝をクッションがわりに、うつ伏せの姿勢で足をばたつかせながらアイスを食べるフリーレン。

 また、「大きな消しゴムを買いました。」「コピー用紙を買い足しました。」「セロハンテープを買いました。」と、作家の仕事道具をゲットして「むふーー」と得意げな姿も。買い物報告では「涼しい布団を買いました。」と気持ちよさそうに眠るフリーレンも描かれており、山田氏の日常が垣間見えるのも楽しい。

 そもそも山田氏は自身で作画も手がける漫画家であり、絵のクオリティが高いのは当然。遊びの要素が強いイラストであることも大きく影響しているが、アベツカサ氏によるオリジナルのフリーレンと比較するとよりポップな印象があり、「現代に転生したら」のようなスピンオフ感がある。

 直近の人気作で言えば、『【推しの子】』の原作:赤坂アカ&作画:横槍メンゴコンビもそうだが、どちらも絵が描けて、どちらもストーリーが作れる強力タッグは何組も存在する。原作と作画をトレードして新作を描いたらどうなるのか……という想像も楽しいが、いずれにしても漫画家の多才さに思いを馳せてしまうポストだった。

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