「このミス」大賞『レモンと殺人鬼』著者・くわがきあゆ 最新作『復讐の泥沼』発売へ
第21回『このミステリーがすごい!』大賞の「文庫グランプリ」を受賞し受賞し、累計30万部を突破した書籍『レモンと殺人鬼』の著者・くわがきあゆ。彼女の最新作『復讐の泥沼』(宝島社文庫)が8月5日に発売される。
古民家カフェの崩壊事故に巻き込まれた主人公・光が、一緒にいた颯一を見捨てた二人の男を捜しながら次々と事件に巻き込まれてしまう。思っても いない方向へ向かい、泥沼化した事態のなかで光は真相に辿り着くーー。
特殊な心理状態を見事にとらえて正常と異常の間(あわい)を描き出すことに定評がある著者による、とことん歪んだ人間性を描いた戦慄のサイコサスペンスとなっている。
また装画は『レモンと殺人鬼』と同じく、人気イラストレーターの雪下まゆが務めた。
■著者コメント
・本作に込めた思い
復讐、銃殺、悪意、危険、危険、危険。日常生活とはかけ離れた世界を書くことで、読んでストレス発散ができる物語にしたいと思いました。
・読者へメッセージ
表紙に描かれた女性、光が主人公です。光は復讐に向かって一途に突き進みます。その彼女の軌跡を読者の方にも体感してもらえればと思います。
■書誌情報
宝島社文庫『復讐の泥沼』
発売日:2024年8月5日
価格:780円(税込)