【2024.7.16 週間漫画ランキング】ワンピ、呪術、怪獣8号のジャンプ勢TOP3変わらず! 『私の幸せな結婚』新刊は4位

 日々多彩な人気作が登場し、入れ替わりの激しいコミックの売り上げランキング(日販調べ)。そんななか、2024年内で見ると『呪術廻戦』25巻が1月、4週連続で1位を獲得してその人気を見せつけたが、最新の27巻が2位に落ち着いているのは、同じく「週刊少年ジャンプ」の看板作品『ONE PIECE』が話題をさらっているためだ。最終章に突入し、エッグヘッド島編で多くの伏線や謎が明らかになり考察界隈を賑わせている『ONE PIECE』109巻(集英社)が、先週に引き続き1位を獲得した。

1.ONE PIECE(109)/尾田栄一郎/集英社
2.呪術廻戦(27)/芥見下々/集英社
3.怪獣8号(13)/松本直也/集英社
4.わたしの幸せな結婚(5)/顎木あくみ・高坂りとほか/スクウェア・エニックス
5.ワンパンマン(31)/ONE・村田雄介/集英社
6.ゆびさきと恋々(11)/森下suu/講談社
7.薫る花は凛と咲く(13)/三香見サカ/講談社
8.わたしの幸せな結婚(5) 特装版 小冊子付き/顎木あくみ・高坂りとほか/スクウェア・エニックス
9.宇崎ちゃんは遊びたい!(12)/丈/KADOKAWA
10.弱虫ペダル(90)/渡辺航/秋田書店

 ジュエリー・ボニーやバーソロミュー・くまの過去が明らかになる本巻の発売CMには、多くのファンから感動の声がSNSに投稿されている。麦わらの一味にとって、序盤から手助けをし続けてくれたバーソロミュー・くまの行く末を確かめてみてはいかがだろうか。

 そして続く2位は、先週に引き続き芥見下々による『呪術廻戦』27巻(集英社)。本巻では、死滅回遊編の中盤で登場したキャラクターながら、テレビCMに出演するほどの人気ぶりを見せている芸人・高羽が表紙を飾っている。

 羂索との一騎討ちを仕掛けた高羽の能力は、ボケを現実にするというもの。これまでヒリヒリとした展開が続いていた中で、突然ポップな戦いが始まるという不思議な感覚と、高羽の能力の可能性に胸が踊ることだろう。

 こちらも先週に続き3位にランクインしたのは、松本直也による『怪獣8号』13巻(集英社)。4月からのアニメで話題沸騰した本作は、動画配信サイトABEMAにて7月17日・18日でアニメ全話が放送される人気ぶりを見せた。

 7月初めにはアニメを記念して行われた、「第一回『怪獣8号』キャラクター投票」の結果が発表され、主人公のカフカを抑えて1位に輝いたのは、保科宗四郎。カフカに約4倍の票差を付けた宗四郎の魅力を感じてみてはいかがだろうか。

 続く4位には初登場となる、顎木あくみ・高坂りとらによる『私の幸せな結婚』5巻(スクウェア・エニックス)。本作は、2023年の段階で累計発行部数は700万部を超え、テレビアニメ化・実写映画化も果たしている。1年9ヶ月ぶりの発刊に、SNSでは歓喜の声が多数挙げられていた。作家陣のインタビューが同梱された特装版も8位にランクインしている。

 先週から一つ順位を落とし5位にランクインしたのは、ONE・村田雄介による『ワンパンマン』31巻(集英社)。死地に現れた人類最強の男・キングに、期待の眼差しを向けるヒーロー達と、優勢でありながら慎重になる怪人達。それぞれの思いが交錯する中、これまでにないほど強いキングエンジンを鳴らすキングの勇姿を見届けてほしい。

 6位には、森下suuによる『ゆびさきと恋々』11巻(講談社)が初登場ランクイン。逸臣の過去が中心に描かれた本巻にファンからは、「気になっていたことが明かされた」「ソアンとのやり取りに胸が熱くなった」といった声が寄せられている。

 こちらも初登場となる、三香見サカによる『薫る花は凛と咲く』13巻(講談社)が7位に。凛太郎と薫子が付き合って初めてのクリスマスを迎え、楽しいデートをしていた2人だったが、実は薫子には抑えきれない想いを抱えていた。薫子の想いが溢れ出したシーンは必見の名シーンだ。

※参考:日販「週間ベストセラー」https://www.nippan.co.jp/ranking/weekly/

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