朝ごはん、結局何を食べたらいい? 正解を探る【レシピ】×【実験】×【マンガ】の新感覚レシピ本に注目

 人気料理研究家であり、多くのメディアで活躍する小田真規子の著書『午前7時の朝ごはん研究所』が発売された。本書は、前作『23時のおつまみ研究所』に続く人気シリーズの第2弾で、オリジナルレシピによる料理、料理の美味しさを向上させるための実験、そして人気漫画家スケラッコのマンガが組み合わさった、新しい形のレシピ本だ。

 小田の『午前7時の朝ごはん研究所』は、「朝ごはんの正解」を探求するという新しいコンセプト。朝ごはんといえども何を食べるべきなのか迷う人に向けて、しかし、“の答えは、「朝起きた時の自分の体」が教えてくれる”という説をもとに、朝ごはんのメニューを提案してくれる一冊となっている。

 本書の魅力は、忙しい朝でも手間をかけずに作れるレシピが満載な点だ。睡眠によって失われた「ピース」を5つに分類し、それぞれを補う朝ごはんレシピを紹介。エネルギー、栄養素、心地よさなど、自分が朝に何を必要としているのかを理解し、それに応じた食事を手軽に作るノウハウが満載だ。

 そして、本書のもう一つの魅力は、思わず試してみたくなるような「実験レシピ」が掲載されている点。「黄身が決壊しない目玉焼きの焼き時間は?」、「納豆は何回混ぜるとおいしい?」といった、日々の朝食で感じる疑問を解決するための実験ページを楽しむことができる。

 新しい朝食のスタイルを提案する一方で、料理の基本も学ぶことのできる本書で、自分だけの「朝食の正解」を探してみてはいかがだろうか。

 ■著者プロフィール
小田真規子(おだ まきこ)/著
料理研究家。栄養士。スタジオナッツ主宰。女子栄養大学短期大学部卒業後、香川調理製菓専門学校で製菓を学ぶ。「料理をすること」も好きだが、より「考えること」が好きで、度重なる試作・研究の末に、食材や調理の原理原則を独自に導き出して概念化し続けてきた。
そのため、「作ると料理がうまくなるレシピ」と定評がある。それがきっかけとなり制作した著書『料理のきほん練習帳』(高橋書店)は、シリーズ60万部に迫り、料理レシピ本大賞inJapan 2014入賞もはたすロングセラーに。中学校技術・家庭教科書の料理監修や、食品メーカーへのレシピ提供なども行う。『つくりおきおかずで朝つめるだけ! 弁当(1~5)』(扶桑社)など著書は100冊以上で、さまざまな料理のブームに先駆け出版しベストセラー多数。『一日がしあわせになる朝ごはん』(文響社)は料理レシピ本大賞in Japan 2016準大賞を受賞。

■スケラッコ/絵・マンガ
漫画、イラストなどで活動中。著書『盆の国』、『大きい犬』、『しょうゆさしの食いしん本スペシャル』(リイド社)児童書『うどんねこ』(ポプラ社)など。
最近の朝ごはんはうどん半玉です。

■書籍情報
『午前7時の朝ごはん研究所』
著/小田真規子
絵・マンガ/スケラッコ
定価:1540円(10%税込)
発売日:2024年5月15日
発行:ポプラ社
書誌ページ:https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8008458.html
Amazon:https://amzn.to/4bffsAI

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