日本を代表する構造家8組が解き明かす、革新的な構造デザインのプロセスとディテール全21作品

 革新的な建築の構造は、いかにして生み出されているのか。その創造の現場に迫った書籍『構造デザインの現場』(グラフィック社)が、2024年3月に刊行される。

 構造家とは、建築家のアイデアやイメージを形にする際に、合理的で美しい構造体を生み出す構造エンジニアのことである。地震大国である日本の構造のレベルは世界的に見ても群を抜いているが、その象徴的かつ独自に進化したユニークな存在が構造家である。

 本書では国内屈指の構造家8組が集結し、イメージから合理的な架構を見つけ出し、構造システムや部材断面の検証、ディテールの決定に至るまでを詳細に解き明かす。写真や図面、ディテールを多数収録した全21作品。

書籍情報

書名:構造デザインの現場
著者:多田脩二、山田憲明、小西泰孝、満田衛資、大野博史、萩生田秀之、三原悠子、荒木美香、村田龍馬
解説:小澤雄樹
発売日:2024年3月
仕様:B5ワイド判 PUR製 総224頁
定価:3,630円(10%税込)
ISBN:978-4-7661-3835-1

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