擬似夫婦ながら確かな絆が!?　入学試験や義弟の前での連携プレイに注目

　アーニャと黄昏の関係が本当の父子関係のようなら、黄昏とヨルの関係は、まるでアクション刑事もののバディ関係のようだ。義弟のユーリやヨルの同僚から夫婦であることを疑われた際には、黄昏がヨルをサポートし、おしどり夫婦感を演出する。逆にイーデン校の入学式で動物たちが暴走した際には、ヨルが秘孔をついて動物たちを殺さず動きを止めるなど、それぞれが一流スパイとしての演技力と殺し屋としての戦闘スキルでサポートし合っているのである。

　また、擬似夫婦関係を円満に保つために、黄昏がヨルをデートに誘ったり、擬似夫婦の１周年記念にケーキを買って帰ったりと、連載が進むごとに本物の夫婦さながらのセリフや絆エピソードも描かれている。

　偽装家族ながらお互いのピンチを助け合い、強い絆で結ばれているフォージャー家。東西の抗争や、ユーリが所属する秘密警察の動きも気になる中、この擬似家族が最後まで仲の良い家族関係でいられるのか、要注目だ。