"作中歌が実存する”バンド漫画『シード・オブ・ライフ』 原作は『何曜日に生まれたの』脚本の野島伸司

 Webファッションマガジン「JJ」連載中の漫画『シード・オブ・ライフ』単行本1巻が、2024年1月20日より各電子書店にて配信先行でリリースされる。

 本作は、”世界進出も間近”と呼び声の高い日本のロックバンド「CURIOUSER AND CURIOUSER(キュリオサー アンド キュリオサー/愛称:キュリキリ)」の新星バンドコミック。原作の野島伸司氏は、『101回目のプロポーズ』『高校教師』『ひとつ屋根の下』をはじめ日本を代表する傑作ドラマを手掛け、2023年放送の『何曜日に生まれたの』でも話題の脚本家だ。

 第1巻は、「キュリキリ」が全国ツアーの最終公演を成功させてまもなく、カリスマボーカルのカカオの不可解な死により存続が危ぶまれるところから物語が始まる。カカオが亡くなって1年、活動再開をすべくキュリキリの新ボーカルオーディションがおこなわれ、就活中の男子大学生・セキは多くの夢を追う青年たちに紛れ、就職面接会場と間違えて参加してしまう、という展開となっている。歌とビジュアルでカリスマ的人気を誇るバンド「キュリキリ」メンバーたちの際立ったキャラクターが魅力の作品だ。

 また、"作中歌が実存する”ところも本作の大きな特徴のひとつだ。現実のトップクリエイターである音楽プロデューサー・Daisuke"DAIS"Miyachi氏とスタイリスト・袴田能生氏が、それぞれ作中曲と衣装を全面監修した0話と1話に登場する「キュリキリ」の代表曲『Trust yourself』のインストゥルメンタルが作品公式Xで公開されている。作品本編とともに、楽曲も楽しめるつくりになっている。

  名脚本家・野島伸司によるストーリーが期待の本作。公式Xで公開されている作中バンドの代表曲『Trust yourself』のインスト版も含め、ぜひチェックしてみよう。

【書籍詳細】
書名:『シード・オブ・ライフ』1巻
原作:野島伸司
作画:蓮まこと
発売:光文社
電子版先行配信日:2024年1月20日
定価:750円+税
(単行本発売日:2024年1月24日/定価:773円+税/判型:B6判ソフトカバー)

【『シード・オブ・ライフ』連載概要】
・掲載:JJ公式サイト特設ページ(https://jj-jj.net/comic/seed-of-life
 ★1・2話は常時無料公開中★
・更新:隔週木曜日
・公式X:https://twitter.com/seedoflife0406

【野島伸司profile】
日本のトップ脚本家。伴一彦に師事し、『時には母のない子のように』で1988年実施の「第2回フジテレビヤングシナリオ大賞」を受賞。同年『君が嘘をついた』(フジテレビ系)で連続テレビドラマの脚本家としてデビュー以来、数々のトレンディドラマを手掛けた。代表作に『101回目のプロポーズ』『高校教師』『ひとつ屋根の下』『薔薇のない花屋』、企画担当として『家なき子』などがある。近年は詩や作詞、絵本、小説、マンガにも活動領域を広げている。

【蓮まことprofile】
岩手県在住。昨年の第6回「いわてマンガ大賞」にて優秀賞を受賞。商業連載は本作が初。

関連記事