『ONE PIECE』シャンクス、エース、ハンコック……ルフィの人生を左右した”最重要キャラ”といえば?

 『ONE PIECE』(ワンピース)の中で、ルフィの恩人といえば誰を思い浮かべるだろうか。ルフィの生き方に大きく影響を及ぼしているシャンクスを挙げる人は多いだろう。シャンクスがルフィを救わなければ、『ONE PIECE』の物語そのものが始まっていない。しかしシャンクス以外にも、ルフィにとって恩人と呼ぶべき存在は大勢いると話題になっている。

言わずと知れたエース、ハンコック、レイリーの存在

  ルフィは「おれは助けてもらわねェと生きていけねェ自信がある!」と自ら宣言している。その言葉の通り、これまで多くの人に助けられて生きてきた。助け合うのが前提の仲間とは違う、ルフィにとっての恩のある存在を振り返ってみよう。

  シャンクス以外によく名前が挙がるのは、エース、ハンコック、レイリーだ。3人ともルフィの物語に大きく関わっているので納得する声も多いだろう。

  ルフィにとって、義理の兄・エースの存在は大きい。幼少期にルフィ、サボと3人で兄弟の杯を交わし、それ以来何かとルフィを気にかけてくれていた。作中に初めて登場した際もルフィを探しており、海軍に追われているルフィを逃がすために足止め役を買って出ている。ルフィを案じるエースの言葉に「兄弟ってすばらしいんだな」と、チョッパーが涙する姿も描かれていた。

  しかし、そのエースが海軍に捉えられ処刑が決まってしまう。なんとか助けようと奮闘するルフィを助けてくれたのがハンコックだ。七武海という立場を利用し、ルフィをエースがいるインペルダウンまで送り届け、エースの手錠の鍵まで手に入れてくれた。その後負傷したルフィが回復して戦えるようになるまで海軍から匿い、仲間と再会した後は無事に出航できるよう海軍を足止めまでしている。

 ルフィに恋をしているという理由はあるにせよ、ルフィが大変な時期を献身的に支え続けたハンコックの存在は大きいだろう。

 そして、ルフィにとって師匠ともいえるのがレイリーだ。マリンフォード頂上戦争の後、2年間の修行期間でルフィに基礎から“覇気”を教え、仲間と再会するまで見守ってくれた。ルフィが立っているのは“覇気”を使って戦えるのが当たり前の世界。あの修行がなければ、ルフィが海賊王を目指し続けるのは難しかっただろう。

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