尾崎世界観が推薦 SNSでバズった漫画が書籍化『あした死のうと思ってたのに』
表題作「あした死のうと思ってたのに」と別エピソード(未発表作)を含む7作品を収録した漫画の短編集『あした死のうと思ってたのに』(扶桑社刊)が12月4日に発売された。
「あした死のうと思って…」そんな切ない言葉を漏らした男性の告白に、友人が取った行動とは……。本書にはX(旧Twitter)で1770万PV、3.1万RT、14.3万いいねを記録した、「押し付けがましくない」けど少し元気になれる2人の若者のエピソードが掲載される。
■本書「あとがき」より一部抜粋
今、そんなぼくが描いた漫画を読んで、SNSでいいねや感想をくださる方がいて、そのたびに「この漫画が描けてよかった」と感じるんです。
不思議ですよね。許せないことも、悲しいことも、今でも苦しいこともいっぱいあるのに、こんな人生だったから作れたものに喜んで、感謝してるって。
今でもこの気持ちや感情をうまく理解できないんですけど、ひとつ気づいたことがあります。
それは「過去をどう思うかは今からでも変えられるかもしれない」ということ。
ずっと過去に捉われて変われない、暗いままの自分で生きていくしかないと思っていたけど、もしかしたら自分で変えていけるかもしれない。
この漫画を描いたあの時の自分と、この本を作るのに携わってくれた方々と、読んでくださった皆さんのおかげで、今そう思えています。
吉本ユータヌキ
■書誌情報
タイトル:あした死のうと思ってたのに
著者名:吉本ユータヌキ
定価:1540円(本体1400円+税)
発売日:2023/12/04
ISBN:978-4-594-09631-1
発売:扶桑社
購入リンク:
・amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/459409631X/
・楽天ブックス:https://books.rakuten.co.jp/rb/17679420/