霊視の力を持つと奥女中と侍の亡霊が織りなす江戸の物語『大奥の御幽筆~永遠に願う恋桜~』

 大奥を舞台とした感動のお江戸小説の第2弾『大奥の御幽筆~永遠に願う恋桜~』(ことのは文庫)が、10月20日に発売される。

 同作は、記憶を失った侍の幽霊・佐之介と霊視の力を持つ奥女中・里沙が、大奥に現れる幽霊たちの心残りを解き明かす物語で好評を博した『大奥の御幽筆~あなたの想い届けます~』の続編。『大奥の御幽筆~永遠に願う恋桜~』では、霊視の力が認められ、大奥で亡霊騒ぎを調査する「御幽筆」となった里沙の次なる騒動が描かれる。

■ストーリー
 侍の亡霊、佐之介とともに御火の番の亡霊騒ぎを解決し、霊視の力が認められた里沙。その功績により、大奥で亡霊による怪事を解決し、記録に残す「御幽筆」という特別なお役目を与えられるが、その傍らにはいつも佐之介の姿があった。

 男子禁制の大奥で、幽霊とはいえ佐之介とともに行動することに戸惑いを覚える里沙。しかし、彼女の中で佐之介の存在はどんどん大きくなっていくようで――。

■著者情報
著:菊川あすか(きくかわ・あすか)
東京都在住。2017年、スターツ出版から『君が涙を忘れる日まで。』でデビュー。
その後の著作に『はじまりと終わりをつなぐ週末』『たとえ明日、君だけを忘れても』(スターツ出版文庫)、『この声が、君に届くなら』(集英社オレンジ文庫)、『君がくれた最後のピース』(実業之日本社文庫)などがある。
江戸時代好きがきっかけで大奥の物語を書き、泣ける文芸コンテストに応募。
本作はその受賞作の書籍化、第2弾となる。
https://twitter.com/h0707_k

装画:春野薫久(はるの・たく)
2019年よりフリーランスのイラストレーターとして活動。
主な仕事は書籍の装画やゲームのキャラクターの制作、モチーフは人物が中心。
和風と着物が大好き。
https://twitter.com/taku_haruno

■書誌情報
大奥の御幽筆~あなたの想い届けます~
https://micromagazine.co.jp/book/?book_no=1471
著:菊川あすか/装画:春野薫久
ISBN:9784867163931
定価 :792円(本体720円+税10%)

作品の試し読みはこちら
https://viewer-trial.bookwalker.jp/03/15/viewer.html?cid=25120b15-6c9e-46f0-b0b7-8ebf62da6bc3&cty=0

 

関連記事