PTA不倫、三度離婚……小説家・唯川恵が大人の恋愛問題を一刀両断『男と女 恋愛の落とし前』

 直木賞作家・唯川恵が実話を元に贈る、著者初の書下ろし恋愛新書『男と女 恋愛の落とし前』が10月18日に新潮社より発売される。

 他人の男を奪い続けて20年、何不自由ないのにPTA不倫に陥り家庭崩壊、経済力重視で三度離婚など、36歳から 74歳までの、未婚、既婚、離婚経験者12人の大人の女性のリアルな証言を、唯川恵が冷徹に一刀両断する。

 本書には小説家ならではの視点で説得力のある、心に響く忘れられない珠玉の名言の数々が収録されている。

 「不倫はするよりバレてからが本番」「恋愛体質の女に近づいてはいけない」「恋愛関係の基本は人間関係である」「始まりはふたりの意思、終わりは片方の意思」「生身の男より虚像がいいこともある」「恋に伴うのは情熱、愛が背負うのは忍耐」「愛は失くしてはじめて気づくもの」「恋愛の奥底には負の感情が渦巻いている」「魅力と魔力、依存と洗脳、危険は常にある」……。

 ちょっと手痛い名言の数々は、本書に登場する男女だけではなく、公私ともに数々の修羅場を乗り越えてきた大人にこそ響く内容ばかり。大人になればなるほどプライベートに関することは相談しにくくなってしまった人、実はちょっと叱られたい人、必読の書だ。

■著者紹介
唯川恵(ゆいかわ・けい)
1955(昭和30)年、金沢市生れ。銀行勤務などを経て、1984年「海色の午後」でコバルト・ノベル大賞を受賞。恋愛小説やエッセイで、多くの読者の共感を集めている。2002(平成14)年、『肩ごしの恋人』で直木賞、2008年、『愛に似たもの』で柴田錬三郎賞を受賞。著書は『ベター・ハーフ』『燃えつきるまで』『100万回の言い訳』『とける、とろける』『天に堕ちる』『セシルのもくろみ』『雨心中』『テティスの逆鱗』『手のひらの砂漠』『逢魔』『啼かない鳥は空に溺れる』『淳子のてっぺん』など多数。

■書籍データ
タイトル:男と女 恋愛の落とし前
著者名:唯川恵
発売日:2023年10月18日
造本:新書版
定価:924円(税込)
ISBN:978-4-10-611017-7
URL:https://www.shinchosha.co.jp/book/611017/

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