『ONE PIECE』ボア・ハンコックの“ルフィ愛”は遺伝子レベル? 名前の由来からメロメロの理由を考察

 トーマス・ハンコックの異名は、「ゴムの父」。加硫ゴムの発見者として知られ、ゴム製品/ゴム工業の拡大に大きく寄与した人物なのだ。ルフィを溺愛するボア·ハンコックが、「ゴムといえばこの人」という名前を戴いているのは偶然にしてはできすぎに思え、いずれにしても遺伝子レベルで“ルフィ好き”が運命付けられたキャラクターだと言えるだろう。

 『ONE PIECE』のキャラクター名の由来はさまざまで、実在の海賊から取られたものも多いが、プロレスラーから銀幕のスターまで幅広く、個性に生かされていることが多いのも面白い。連載も最終章を迎えているが、新キャラクターが登場した際に由来を考察してみると、意外な発見があるかもしれない。

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