THE RAMPAGE川村壱馬×脚本家・深見真『BATTLE OF TOKYO「覚醒のルプス」』対談 “最強の縦読みマンガ”を語り尽くす

――今後のストーリーを考えるにあたって、この機会に、深見さんから壱馬さんに聞いてみたいことってありますか?

深見:そうだなぁ……今、一番ほしいものって何ですか?

川村:現実の自分がほしいものは、服のアイロンですね。または炊飯器(一同笑)。でも、ルプスだったら「平和」って答えるんじゃないかなって思います。

深見:それはなぜ?

川村:以前、小説『BATTLE OF TOKYO』の作者さん(月島総記氏)と今後の展開についてお話させていただく機会があって、いろいろアイデアを出させてもらったんですけど。それらを踏まえると、小説版のルプスは、これからさらに覇王色を纏ったキャラクターになっていく予感がしているんですよね。でも、一見ヴィランっぽいけど、悪人ではなくて、『NARUTO』(集英社)に出てくる“うちはイタチ”のように、心の底では平和を願っている。なので、ルプスがほしいものは「平和」だと思いますし、僕自身も世界平和を願っています。

深見:なるほど、ありがとうございます。もう1つ、悪役の参考としてお聞きしたいんですけど……最近、殴りたいと思ったヤツっています?(笑)

川村:殴るのは絶対にダメですけど(笑)、どうしても腹が立ってしまう人はいますね。顔や名前を隠しながら、ひどいことをネットに書いてる人。的を射ている批判や意見だったら、僕もちゃんと受け止めますよ。でもそうじゃなくて、ただ揚げ足を取りたいだけの人とか、「どう受け取ったら、そういう解釈になるの?」っていう歪んだ見方をしておきながら、自信満々に文句を言ってくる人。そういう人たちに対しては、さすがに内心イラッとしてますね(笑)。

深見:わかります(笑)。そういうコメントを見るのが嫌だから、僕はエゴサを一切しないんです。作品の告知のためにSNSを使うことはあるんですけど、基本的にはネットは見ないようにしてて。そうすると、良い反応をもらえた時もあまり耳に入ってこないんですけど、良い反応はプロデューサーが直接教えてくれたりするので、僕はそれで十分だなと思っているんですよね。

――SNSでTHE RAMPAGEメンバーのことをリサーチしたりはしないんですか? ファンの方は、このメンバーのこういうところが好きなんだな、とか。

深見:しないですね。SNSでリサーチしなくても、『BATTLE OF TOKYO』には演者さんのこだわりがたくさん詰まっていますし、『RUN!RUN!RAMPAGE!!』やライブでの様子を見れば、みなさんの人となりは大体わかりますから。ネット上の評価に惑わされることなく、プロデューサーさんや演者のみなさんが創り上げたキャラクター像を大事にして、制作していきたいと思っています。そうすれば、『BATTLE OF TOKYO』やTHE RAMPAGEを熱心に応援している方々にも、ちゃんと響くものが作れると信じていますし。ライブ映像に映るファンの方を観ながら、絶対にみなさんを裏切ってはいけないなと、日々気を引き締めています。

――壱馬さんは、第9話までを読んで、気になっているシーンや疑問点はありますか?

川村:第7話でハデスが言う「当たり前のことを当たり前にできないやつばっかだろうが 世の中」っていう台詞が好きなんですけど、あの台詞は、どういうところから生まれたんですか?

深見:自分は普段からTHE RAMPAGEが好きなので、ご本人からインスピレーションをもらうというか、なんとなく「LIKIYAさんはこういうことを言いそうだな」っていう台詞が浮かんでくるんですよね。しかもROWDY SHOGUNは、何かを守りたいっていう気持ちを持った用心棒集団なので、その頭であるハデスはきっと責任感も強いし、筋の通ったことを言いそうだなと。そうやってキャラクターのイメージを膨らませた結果、この台詞が生まれました。逆にルプスは、クールな一匹狼なんだけど、肝心なところでは放っておけない性格。それは普段の川村さんを見ていれば伝わってくるので、伝わってきたものをそのまま台詞やストーリーに落とし込んでいくという作り方をしています。

川村:マンガを読んでいて、自分の思想と重なる部分が多いなと感じたのは、そういう作り方をしてくださっているからなんですね。(感動して目を輝かせながら)こんなに汲み取ってくださっているなんて、めっちゃ嬉しいです。いやぁ、すごい!……で、次はどのメンバーが出てくるんですか?(小声)

深見:今のところ(第9話まで)、ルプスとハデスだけしか出ていないんですけど、そろそろ、ベイリー(≠RIKU)とゴエモン(≠陣)が出てきますよ。その後も続々と。

川村:うわっ、楽しみ!

深見:それと、少し先ですが、第20話くらいがターニングポイントになりますね。そこで一度、第1話から創り上げてきたものを壊そうと思っているので、これから読み始める方も、まずはその山場まで読み続けてほしいです。

川村:今の段階でも最高に面白いのに、第20話、どうなるんだろう?(笑)

――個人的には、ルプスが選手登録している裏格闘技を運営している海蛇(サーペント)にも、ROWDY SHOGUNのメンバーが潜んでいるんじゃないかな?って疑っています(笑)。

川村:ありそうですよね! 僕も、最初に海蛇のサクライのシルエットが映った時は、ROWDY SHOGUNの誰かかと思いました(笑)。結局、その予想は外れちゃったんですけど。ジンナイとサクライ(海蛇の面々)は、小説版には出てこないマンガオリジナルのキャラなので、彼らがこれからルプスとどう絡んでいくのかとか、やっぱり敵対するのかな?とか、いろいろ想像が膨らみます。

――深見さんは、実際に壱馬さんとお話したことで、新たなアイデアは閃きましたか?

深見:そうですね。たくさんインスピレーションやエールをいただいて、めちゃくちゃ気合いが入ったので、『覚醒のルプス』、ここからさらに面白くなっていくと思います(笑)。あと、いずれは『覚醒のルプス』の実写化も手掛けられたらいいなって思いましたね。自分はマンガやアニメだけでなく、映画『バイオハザード』のようなフルCG作品の脚本も担当しているので、いつか自分が手掛けた実写作品の主役もやっていただけたらいいな、とか。とにかく、俳優・川村壱馬と一緒に何かやりたいっていう夢が芽生えました(笑)。

川村:(食い気味に)ぜひお願いします!

――深見さん主導でオリジナル作品を作る場合、壱馬さんはどういう役柄になるんでしょうか。

深見:僕ね、川村さんの刑事役を観てみたいなって思ってるんですよ。でも、冷めた役も似合いそう。

川村:刑事でも犯人でも、ぜひ(笑)。この出会いを機に、ルプスとしても、川村壱馬としても、一緒に新たな世界に踏み出していけたら嬉しいです。

深見:こちらこそ!……ということで、川村さん、『覚醒のルプス』読者のみなさん、引き続きよろしくお願いします。

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