『鬼滅の刃』甘露寺蜜璃、童磨、妓夫太郎&堕姫……インフルエンサーとして成功しそうなキャラクターを考察
ユーチューバー、妓夫太郎・堕姫(上弦の陸)
正確にはふたりだが、一心同体のようなきずなの強い兄妹なのでピックアップした。
妓夫太郎は強く賢く、妹の堕姫を非常に大切にしている。たとえば堕姫がインスタグラムで蜜璃のことを知って「私も有名になりたい!」と言い出したら、彼は妹のために無我夢中で頑張るのではないだろうか。
複数で何かをする、となるともっとも合うのは動画だろう。企画、撮影、編集など裏方の仕事はすべて妓夫太郎が担当して、堕姫は素直にそれに応じながら出演をする。例えばだが、美しい堕姫が日本全国のさまざまな土地の着物を着こなしながら、その土地の魅力を紹介すると仮定する。そうすれば日本だけではなく世界中で注目を集めるだろう。
もちろん裏では「今は地方創生の企画がバズるからやれ」と妓夫太郎が着物を用意して堕姫の話す台詞まで書いている。やがてふたりは海外進出をして、堕姫は各国の民族衣装を着て旅をするユーチューバーになるかもしれない。
「堕姫とコラボしたい」というほかのユーチューバーや、「堕姫に出演してほしい」というテレビや配信サイトのオファーが来ても、「お兄ちゃんといっしょじゃないといやだ!」と言いそうな堕姫は、決して自分ひとりで活動はせずいつも兄と行動を共にするだろう。
ふたりで新しい動画配信の世界を作っていくこともできるかもしれない。
“インフルエンサー”はオワコン?
以前より「インフルエンサー」という言葉を聞かなくなり、SNSではどんどんと影響力を持つ人たちが入れ替わる。
しかしこの記事を書き終えてみると、インフルエンサーがまだ開拓していない分野もあるのではないかと感じた。童磨だけは怖いのであまり影響力を持たないでほしいが、蜜璃と妓夫太郎・堕姫に関しては、好きなものを好きだと伝えるツールとしてSNSを活用しそうだ。
ただ童磨のような怪しげなインフルエンサーも実際に存在している。
趣味でSNSを使い、エビデンスのないことは信じない。これが、情報が錯綜する時代を生きる私たちにとっていちばん大切なことかもしれない。