『ONE PIECE』麦わら一味は船の中でどう過ごしている? 部屋割り、お風呂に睡眠時間……意外と知らない”生活事情”

 最終章に突入し、今まで以上の盛り上がりを見せる漫画『ONE PIECE』。しかし様々な冒険に挑む麦わらの一味の姿は知っていても、普段どのように過ごしているかは意外と知らないはず。そこで今回は麦わらの一味の生活事情について探っていこう。

 男性陣はみんなで1部屋!? サウザンド・サニー号の部屋割り

 まずは一味の住まいでもある海賊船「サウザンド・サニー号」の部屋割りに注目。サニー号はゴーイング・メリー号の後を継いで「麦わらの一味専用の海賊船」として作られた船で、フランキーが設計している。そのため内装はクルーにあわせた部屋割りに。2階にはナミ・ロビンが2人で使う女部屋があり、ドレッサーやクローゼットも完備された豪華な仕様となっている。

 一方そのほかのクルーは1階の男部屋で寝起き。木製のハンモックを2段重ねたような形のボンク(船に備えつけの棚ベッド)があり、個人の荷物を入れておくロッカーも配置されていた。ただしサニー号はブルックやジンベエの加入前に作られた船のため、クルーが増えたことで内装が変わった可能性もある。

 ちなみに船長であるルフィ個人の部屋はないが、ウソップが発明をするためのスペースやナミが測量をするための部屋は設置。あっても使わなそうな船長室は作らず、航海や冒険に必要な部屋を優先したのだろう。

麦わらの一味の睡眠時間は意外と短い?

 サニー号の船尾の最上階には、大きな窓がついた大浴場も。実は単行本のおまけページでは麦わらの一味のお風呂事情も紹介されている。作者の尾田栄一郎先生いわく、毎日お風呂に入るのはナミ・ロビン・サンジの3人。女性陣と、衛生的に綺麗にしておくべきコックのサンジが毎日お風呂に入っているのは納得だ。

 またウソップ・チョッパー・フランキーは3日に1回、ルフィ・ゾロ・ブルックは週に1回お風呂に入るよう。男性陣は複数人で入ることもあり、風呂でバカ騒ぎをしているとも明かされていた。

 これにはネット上で「筋トレして汗をかいてそうなゾロにはもう少し風呂に入ってほしいな(笑)」「ブルックとルフィは骨とゴムだけど風呂に入る必要あるの?」といった感想も。

 また一味の就寝&起床時間も単行本で紹介されていた。「あんまりリズムはない人達」のためだいたいとのことだが、一番睡眠時間が長いのは21時に寝て7時に起きるチョッパー。チョッパーは10時間睡眠のうえ、どうやら昼寝もしているようだ。

 ナミ・ロビンの女子2人は23時には寝ており、ロビンは6時・ナミは7時に起床。美容のことも考えて、早めの就寝を心がけているのかもしれない。サンジとブルックは24時就寝・5時起床と睡眠時間は短め。ウソップ・フランキーは1時に就寝し、ウソップは8時・フランキーは9時に起きている。

 そんなある程度きちんとした生活サイクルで過ごしている麦わらの一味だが、ルフィ・ゾロ・ジンベエの3人は不規則寄り。ジンベエは3時就寝・9時起床で、ゾロは4時に寝て7時に起きるという3時間睡眠を昼寝で補っている。ルフィにいたっては睡眠時間はだいたい5時間程度だが、眠くなった時に寝て目が覚めた時に起きる生活だと明かされていた。

 ただし夜も航海を続ける場合は船の前方と後方を見張るために、2人は必ず起きている必要が。2時間交代で全員が見張りにつくため、まとまった睡眠がとれないことも多いようだ。

 強大な敵との戦いや胸躍る冒険に挑む麦わらの一味だが、その隙間にあるだろう平穏な日常に想いを馳せてみるのも面白いかもしれない。

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