【漫画】コスプレが「自分には無理」という呪いを乗り越える一歩に? 読み切り作品『わたしが推しになる魔法』が力をくれる

 本当はチャレンジしてみたいことがあっても、過去のトラウマや自己評価の低さで二の足を踏んでしまう……そんな人は少なくないのではないか。それでも一歩を踏み出せば、描いていた憧れと違うものだったとしても、自分なりの輝きを手に入れられるかもしれないーーウェブ漫画サイト「くらげバンチ」に掲載され、5月19日にはTwitter上でも公開されたオリジナル漫画『わたしが推しになる魔法』を読むと、そうしたポジティブな気持ちになる。

 幼少期から『魔法少女ミラクルピンキー』に憧れていたが、弟に容姿がかけ離れていることを指摘され、“可愛いピンキーになること”を諦めていた伊達爽子(だて・さわこ)。立派なオタクに成長し、カメコとして活動していたあるとき、まるでピンキーそのもののコスプレイヤー・あいなに出会う。原作の話題で意気投合し、一度コスプレをやってみないかと誘われる爽子だが、自己評価の低さから乗り気になれず……。

 本作を手掛けたのは、大学卒業後、漫画家のアシスタントとして腕を磨きながらオリジナル作品の制作を行っているという真田往里さん(@sy14kkk)。多くの人が共感でき、明るい読後感が得られる本作を描いた理由など、話を聞いた。(望月悠木)

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(C)真田往里/新潮社

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