【漫画】日本人の両親を持つ米兵、“捨て駒”からどう生き抜く? 創作漫画『太陽と星とニギリメシ』が描く理不尽と人間力

 古今東西、「戦争」は多くの創作のモチーフになってきた。4月にTwitter上で公開された『太陽と星とニギリメシ』は、戦争の理不尽さ、恐ろしさとともに、そのなかでも失われない人間の輝きを感じさせる良作だ。

 アメリカ軍の四四二連隊に所属する鷲沢啓爾は日本人の両親を持つ日系アメリカ人。攻略した土地の守備を務める啓爾ではあるが、その役割は土地を守るためではなく、部隊が全滅する様子を見てドイツ軍の戦力を測るための“捨て駒”だったーー。

 現在、『ビックコミックスペリオール』(小学館)で連載中の山口貴由作『劇光仮面』のアシスタントをしながら、自身の制作活動を進めていると話す作者の那須信弘さん(@nass_na)。なぜ戦争をテーマにした作品を描いたのか、現実とフィクションのバランスはどうしたのかなど話を聞いた。(望月悠木)

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