【推しの子】なぜか気になる“謎ウサギ”の存在……アイの表情が際立つアイテムについて考える
※『【推しの子】』コミックス7巻まで未読の方はネタバレにご注意ください。
国内外から高い評価を得ているアニメ『【推しの子】』。Twitter上ではファンアート(FA)が溢れる事態となっている。
これを受け、同作の作画を担当する横槍メンゴ氏はTwitterを更新。ファンアートうれしいと感想を添えながら、10巻の帯裏に掲載されたウサギの描き方を解説した画像をアップした。
このウサギ、果たしてなんなのだろうか。1巻の表紙を見てみるとたしかにアイの頭にちんまりと乗っている。髪留めの類なのか、とにかく何とも言えない表情が見つめている。
原作を読んでみると、ルビーの前世・天童寺さりなの被っている帽子でもウサギの存在を確認できた。さらにルビーのよだれかけにもプリントされていたり、アイのグッズだったり、アイのファンが付けていたりと、至るところにこの表情のウサギは存在している。ちなみに、コマによっては笑顔だったり口をつぐんでいたり、不満そうな顔をしていたりする。気になる方は確認していただきたい。
『【推しの子】』をよく読んでみると、何かしらの生物をモチーフにしたグッズがたまに出てくる。例えば、2巻で有馬かなが『今日は甘口で』を読み返しているシーン。有馬がベッド上でうつ伏せになりながら同書を読んでいるのだが、その横に謎の表情をした生物の人形が佇んでいる。
この人形が何をモチーフにした生物なのかは分からないが、3巻にてアクアがこの生物らしきものがプリントされているTシャツを着ていることが確認できた。アクアも有馬も知っているキャラクターなのだとしたら、『【推しの子】』の世界ではポピュラーなキャラクターなのかもしれない。
一方のウサギは、アイに関連したグッズ、もしくはルビーの持ち物として出てくることが多い。ルビーであれば、抱き枕にデザインされていたり、自室の前に掛けられたプレートにしれっと居たり。アイは上述したとおり、髪留めらしきものやファンが付けていたりといった具合だ。アイやそのファンは知っているぐらいのキャラクターである可能性が高い。
作中でこのウサギのバックボーンは語られていないため、アイがデザインしたものなのか、何かのマスコットキャラクターなのかは不明だ。しかしひとつだけ言えることは、不思議な顔のウサギが近くにあるだけで、キラキラと輝くアイの表情がより際立って輝いているように見えるということだろう。
このウサギは一体なんなのだろうか。いつか明かされることを信じて、原作の続きを心待ちにしたい。