第三次ドーナツブーム到来! 全国から400種以上を厳選した可愛いくて美味しい本
1971年にアメリカから「ミスタードーナツ」がやってきて以来、すっかり私たちの生活に定着したドーナツだが、2000年代に入ってから、日本のドーナツ業界には3度の大きなムーブメントがあったと言われている。
一度目は2000年代後半、アメリカの「クリスピー・クリーム・ドーナツ」日本1号店がオープンし(2006年)、また「はらドーナッツ」「フロレスタ」など日本発の人気店が続々登場した。二度目は2015年頃、“コンビニコーヒー”のヒットに伴い、コンビニ各社のドーナツ事業への参入が話題となった。
そして現在、動物性原料不使用のものや、まるで“生”のような食感のドーナツ、SNS映え必至のカラフルなドーナツ……など、ドーナツはますます進化&多様化し、“第三次ドーナツブーム”が訪れている。
そんな「第三次ドーナツブーム」のトレンドを牽引する人気専門店から、長年地元で愛される店まで、年間500種類を食べる“ドーナツ探求家”・溝呂木一美が自らの足で集めた名店ばかりを紹介した書籍『ドーナツの旅』(グラフィック社)が、12月に刊行される。
ドーナツの歴史・種類などの基礎知識や、ご当地パンメーカーが作る名物ドーナツ、ミスタードーナツ特集、日本のお菓子メーカーのドーナツ誕生物語(「ヤングドーナツ」「キングドーナツ」)など、日本のドーナツ文化を知るのに欠かせない情報も収録。ドーナツから膨らむしあわせを堪能できる一冊だ。
著者プロフィール
溝呂木一美(みぞろぎ・ひとみ)
イラストレーター、ドーナツ探求家。
2014年頃からドーナツの食べ歩き・研究をスタート。以来、国内外で年間500種類以上のドーナツを食し、自身のブログや各種SNS、またTVやラジオ、雑誌、Webメディア等でも情報を発信。ドーナツ情報サイト「ドーナツファンクラブ」を運営。著書に『私のてきとうなお菓子作り』(ワニブックス/2021年)、『ドーナツのしあわせ 年間500種類食べる“ドーナツ探求家”の偏愛ノート』(イースト・プレス/2022年)がある。いろいろ制作ユニット「スタジオ・ソラリス」所属。
書籍情報
書名:ドーナツの旅
著者:溝呂木一美
発売日:2022年12月
仕様:A5変形 並製 総128頁
定価:1,760円(10%税込)
ISBN:978-4-7661-3677-7