【漫画】朽ちゆくロボットが“新しい体”を拒絶した理由に涙 SNS漫画『ドクターとロボットの花』が優しい

 良質なSF作品は、現実から離れた世界にワクワクするとともに、時代や環境が変わっても、普遍的に大切なことを伝えてくれる。10月にツイッター上で公開された創作漫画『ドクターとロボットの花』は、現代とは異なる近未来的な世界観でありながらも、情緒のある物語と作画で、愛情のあり方を考えさせる良作だ。

 舞台は植物の育たない星・惑星M36。機械修理士としてひとり働く少年、通称・ドクターにはワードンというロボットの友人がいる。しかし、機械の体はサビに侵食されており、いずれボロボロになり、土に還ってしまうという。ドクターはワードンのために代わりの身体を作ろうとするが、ワードンからは悲しい答えが返ってきて――。

 作者は、仕事の合間を縫って、商業誌の連載を目指して制作を行なっているというポポさん(@ikkaku_mute)。新しくも懐かしく、感動的な本作を描いた経緯を聞いた。(望月悠木)

画像をクリックして漫画を読む


関連記事