一見上手な「人外の男の子」のイラストが、プロの添削で生き生きと変化! “動き”のあるポーズを描くポイントを解説

 めでたくチャンネル登録者数が100万人を突破した、「ポケモンカード公認イラストレーター」としても活動するさいとうなおき氏のYouTubeチャンネル。6月16日には「【気まぐれ添削92】『動き』のあるポーズを描くコツは?」と題した動画が公開され、視聴者から反響が寄せられている。

 さいとう氏は視聴者のイラストに対して上達のためのアドバイスを送る「気まぐれ添削」と題した動画シリーズを発信中。2019年10月1日にチャンネルは誕生し、以降、着実にファン数を拡大。このたび、ついに登録者数が100万人の大台を突破したのだ(※6月18日確認時)。

 今回添削するのは、ペンネーム・たねこさんから寄せられた『君と桜』と題したイラスト。たねこさんは「人外の男の子を描きましたが、風を操り、桜を舞わせるイメージだったんですが、どうしても動の部分が伝わり難くなっている気がします」とメッセージを添えていた。

【気まぐれ添削92】『動き』のあるポーズを描くコツは?

 そのイラストとメッセージを受け取った、さいとう氏は「たねこさんのイラスト、意図がすごく真っ直ぐに伝わってきますよ。絵で表現する伝達力の高さ素晴らしいと思います」と背中を押すような言葉をかけた。その上で“さらに上を目指していくテクニック・イメージの膨らませ方”を伝授していくことに。

 さいとう氏がまず添削したい箇所として指定したのは「腕」の部分だ。「この男の子が風を操る能力を持っているのか、それとも桜が舞っているところに偶然居合わせたのかイマイチわかりにくい」と理由を添えた。

 そうして腕の位置を変更し、アクティブな雰囲気をイラストの中に加えていくと、このキャラクターが風を操り桜を舞わせているような印象に。さらに首の角度を変更することで、よりキャラクターの「動」の部分が強調された。

 その後もキャラクターの細かな部分を変化させ、最後には舞っている桜に大胆な修正を施していくと、見事さいとう氏の作品は躍動感たっぷりな内容となっていた。詳しくは動画を見ていただきたいが、絵を描かない人でもさいとう氏のテクニックには驚かさせることだろう。気になる人はぜひ、さいとう氏のチャンネルをチェックしてみよう。

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