【漫画】高校に進学したばかりの新星が描く素敵な魔法 『魔法のスプーンのお話し』に癒される
小学校の時から4コマ漫画を制作
――現在、どんな形で漫画を制作しているのでしょうか。
銀ねづ:現在、高校に入学したばかりですのでバタバタしていますが、空いている時間を使って漫画制作を行っています。
――絵を描くようになったのはいつからですか?
銀ねづ:小さいころから絵を描くのが好きでした。小学校の時には4コマ漫画を描いていました。
――本格的に漫画制作を始めた時期は?
銀ねづ:最近になってストーリー漫画を描くようになり、クリスタの使い方や漫画の描き方を調べながらゆっくり制作しています。とは言え、まだ本格的に漫画制作をしているという自覚はありません。ただ、『魔法のスプーンのお話』はたくさんの人に読んでもらい、制作の楽しさを実感しました。
――影響を受けた作者や作品はありますか?
銀ねづ:『バムとケロ』シリーズの島田ゆか先生や森薫先生の『乙嫁語り』、つくしあきひと先生の『メイドインアビス』など。細かくてぎっしりした描き込みの作品が好きです。
「絵本を読んでいた時の気分を思い出してほしい」
――『魔法のスプーンのお話』制作の経緯をお聞かせください。
銀ねづ:麦茶を飲んでいる時、色の濃さについて考えていたら思い付きました。内容をまとめるまでは時間がかかったのですが、描き始めたら楽しくて1週間で完成しました。
――内容のまとめ以外の苦労はありましたか?
銀ねづ:一番大変だったのは作品をPDF化することです(笑)。機械があまり得意ではないので、漫画を描くよりも操作方法、データの保存方法などにいつも苦労しています。
――本作は随所に無垢な気持ちになれる、可愛らしい内容でしたね。
銀ねづ:主人公が女児なので、女児の気持ちになって考えました。「絵本を読んでいた時の気持ちを思い出せるような作品になればいいな」と思いながら描きました。
――最後のパーティーのシーンではウサギや宇宙人の姿が見られましたが、本作の世界観はどのようなことを意識しながら作り上げたのですか?
銀ねづ:私の作品はスターシステムを採用しており、他の作品にも似ているキャラが登場しています。不思議な生き物を描くのが好きなので、これからもたくさん登場させたいです。
――今後の活躍が期待されますが、どのように漫画制作を行っていきたいですか?
銀ねづ:これからいろんな作品を作っていきたいです。いつかデビューして親子で長く読み継いでもらえるような愛される作品を作りたいです。