初の実写ドラマ化 中国版『ヒカルの碁』2022年7月に日本語字幕版の放送開始

 1998年から2003年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載され、発行部数2500万部超えの大人気漫画『ヒカルの碁』(原作:ほったゆみ、漫画:小畑健)。2020年には、中国にて本作初となる実写ドラマが配信され、中国各テレビアワードにおいて数々の賞を受賞し、高い評価を得た。


 そんな中国ドラマ『ヒカルの碁』日本語字幕版が、2022年7月にCS放送「TBSチャンネル1 最新ドラマ・音楽・映画」にて放送されることが決定した。

 中国ドラマ『ヒカルの碁』(原題:棋魂)は、原作の世界観を引き継ぎながら舞台を中国に移し、囲碁の名手の霊と出会った少年が、囲碁の世界に魅了され、成長していく姿を描いた青春ストーリー。

 監督は、『最上のボクら with you』を手掛けたリウ・チャン。フー・シエンシュウ(胡先煦)が主人公シー・グァン(原作の“進藤ヒカル”)、チャン・チャオ(張超)が囲碁の名手の霊チュー・イン(原作の“藤原佐為”)、ハオ・フーシェン(郝富申)がシー・グァンの囲碁のライバル、ユー・リャン(原作の“塔矢アキラ”)を演じた。

 原作ファンにはたまらない名場面の再現シーンが随所に散りばめられており、エンターテインメント的に見事な中国ローカライズとそれを支える俳優の演技力、そして囲碁愛にあふれた作品作りで、中国では幅広い世代の視聴者から支持を得た。

 動画配信サービスiQIYIでの公開時は、中国国家新聞出版広電総局より2020年度第4期ネットコンテンツ最優秀賞を受賞したほか、上海国際映画・ドラマ祭で2021年度ネットドラマ最優秀10作品に選ばれるなど、数多くの賞を獲得。原作と同じく魅力あふれる作品に仕上がっている。

 TBSチャンネルでは、本作のほか、TBSチャンネル1で中国ドラマ『愛しい僕のラッキーガール』日本語字幕版を、TBSチャンネル2で中国ドラマ『オオカミ君王とひつじ女王』日本語字幕版を7月に放送する。『ヒカルの碁』とあわせて、この機会に中国ドラマを堪能してみてはいかがだろうか?

■放送チャンネル
CS放送「TBSチャンネル1 最新ドラマ・音楽・映画」

■ホームページURL
https://www.tbs.co.jp/tbs-ch/item/d3203/

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