70代アメリカ人が描いた日常の風景画がプロの添削でさらに味わい深く 動画で伝えられた構図の重要性
そうして出来上がった柴崎氏の添削した内容は、色褪せた趣のあるグリーンと右側においてある建物の色の対比がなんとも味わい深い。確かに建物の位置をずらすことにより、全体像がしっかりと把握できるようになった。構図の大切さ、さらに色使いの妙というのを学ばせてくれる。
一つ言えるのは柴崎氏は作者と同じ景色を見たことがないわけだが、これまでの経験値と豊かな想像力を働かせることにより、このような作品を仕上がることができているということだ。技術に加え、イラストを描く上で想像力を働かせることは、とても大切なことだと教わったようだ。
さらに今回の作品はアメリカ人が描いたものとあって、コメント欄には多くの外国語が並ぶ。「A really great picture. I like the pictures. Inspiring people is really great」といった声も。柴崎氏の動画はますます海外でも存在感を強めていくことだろう。
次はどんな動画を公開してくれるのか。引き続き、柴崎氏のチャンネルに注目しよう。