【漫画】モノクロページなのに“色”が見える? プロ漫画家の添削動画がすごい

 重要なのは、「モノクロ原稿でも、色を意識すること」だという。濃淡や光沢、陰影の出方などを丁寧に想像すると、トーンの選択は変わってくる。詳しくは動画をチェックしていただきたいところだが、出来上がった作品を見比べてみると、確かにペガサスハイド氏が手掛けたイラストはトーンのパターンでメリハリがつけられており、情報量が豊かで、色彩が想像できる。ペガサスハイド氏は「イラストを引き締めるには、線とトーンの貼り方をもっと研究しましょう」と結んでいた。

 漫画家はこういったトーン貼りひとつにも、細部まで気を使って、作品をつくり上げているということがよくわかる内容だった。クリエイターならずとも、こうした作業を映像で見ることで、漫画を読む味わい深さが増してきそうだ。気になる人はぜひ、ペガサスハイド氏の動画をチェックしよう。

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