ニョクマム、腐乳、蜂蜜……『美味しんぼ』流、調味料の“一味違う”使い方
蜂蜜
ミツバチが花の蜜を巣の中に貯蔵した液体、蜂蜜。非常に栄養価が高いことで知られ、調味料としても重宝されているが、雄山と山岡は意外な料理に使っていた。
その料理とは、玉子焼き。子供ができたことに喜びを見せない中川・沢野両夫妻に「雄山が山岡のために作った料理」としてだし巻き卵の田楽を出されるなどして諌められた際、山岡が蜂蜜を使っただし巻き卵の田楽を作ったのである。
これを食べた中川夫妻は「これだよ、先生の作られた、だし巻き卵の田楽の味は」と驚く。味の秘密は蜂蜜だったのだ。山岡は「俺の両親は少しでも体に良いものをと言って、蜂蜜を使ったんだよ」と話していた。
※なお『美味しんぼ』には上記とは別に「蜂蜜を離乳食として勧めた回」があったが、蜂蜜は乳児にとって危険があるため、現在は欠番エピソードとなっている。
試してみるのもアリ?
『美味しんぼ』に登場したさまざまな調味料とその料理。試してみると、新しい食文化に出会えるかもしれない。