ぜんぶ君のせいだ。OFFICIAL BOOK『EsEgo』発売記念インタビュー

ぜんぶ君のせいだ。が明かす、新しいグループのカタチと熱量 「7人のぜん君。を信じて、ついてきてほしい」

7人の「安心していろいろと相談できる」関係性

――ライブフォトの部分も、1日1日のコメントが入っていて充実していますね。

如月:いつもライブが終わったあと反省会をしているんです。もっと頑張りたいし、もっともっといいものを届けたくて。なので、今回はそれを共有できたらなって。反省したところ、そこから成長したところを見て、感じてもらいたいと思いました。このコメントの部分は、上の部分がライブの終わった直後、下の部分がこの本をまとめるときに改めて感じたことを書いています。過去と今の自分の文通じゃないけど、振り返る感じで。

――反省会はどのような雰囲気で行なわれるんですか?

如月:移動中の車の中が多いですね。「反省会しよ-!」って。

十五時:「こうで、こうで、失敗しちゃった、ごめん!」みたいな。

襲:「あのときあそこにいたよね、なんでー?」とか。

如月:「この曲からはスイッチ変えなきゃいけないんじゃない?」とか「もっと目を見よう」とか。ミスしたところは自己申告して責め合うこともないですし、過ぎたことは仕方ない次はこうしようって常に次をよくしたいっていう前向きな気持ちで話し合っています。

メイ:だから、安心していろいろと相談できるんですよね。「ここがわからない」とか「これができなかったけどどうしたらいいかな」って。自分で解決できなかったことも、みんなからアドバイスをもらって、理解が深まっているのを感じます。

襲:でも今回こうやって振り返ってみると、当時の感情むきだしみたいなメモを見つけて、この日これができなくて相当悔しかったんだなって思い出したりしますね。なんかちょっとかわいいな、自分って思いました。

十五時:今、できてるようになっているとなおさらね。

襲:そう。このときよりは今のほうができているんだって、自分自身の成長を感じられてうれしかった。このページやってよかった!

如月:そのときはいっぱいいっぱいだけど、こうやって冷静に振り返って見ると「ここはできるようになっているな」って客観視できていいんですよね。今回、患いさんにも見せたからには、もっと向上していかないと、って改めて気合が入りますね。患いさんの中には7人になって形が変わったことに苦しんだ人もたくさんいたと思うんです。そうした方々にも、自分たちが今の7人をすごく大事にしていることが伝わればうれしいです。

「地球最後の日はライブして死にたいです!」

――ぜん君。のメンバーで「入れ替わるなら?」「一緒に住むなら?」とコドモメンタル所属の他グループの方やバンド隊などに問うアンケートも楽しく拝見しました。

如月:ここは読むのが楽しみなページでした。自分の名前が書かれていなかったときには「ああ、もっとこの子とコミュニケーションとらなきゃ」って。

十五時:アピールしていこうってなるよね(笑)。

メイ:前の本のときは、ここに載ってる側だったので、なんだか感慨深かったです。

个喆:个喆、めっちゃ「愛海さん」って書いた記憶ある。でも愛海さんが偏りすぎないようにちょっと変えたりして。

如月:そういうのはちゃんと伝わってきますよね。全員の名前をまんべんなく出す人は「ああ、真面目なんだな」って。KAQRIYOTERRORとか星歴13夜とは結構長い付き合いになってきてるんですけど、TOKYOてふてふは、初めてこういう形で入ってきてくれてるので、すごく嬉しかったですし。バンド隊も回答してくれていて笑いました。ヨコちゃん(ヨコイタカユキ)は最近サポートしてくれてるんですけど、まさかいるとは思わなくてびっくりしました。

――ヨコイさん、「地球最後の日に一緒にすごすなら?」で、个喆さんと答えていますね。

个喆

个喆:うそ! じゃあ、みんなで桃鉄しながら死んじゃうか。

如月:すみません、地球最後の日はライブして死にたいです(笑)。

ふふ:名前書いてくれてる人に、「なんで? なんで?」って聞いて回りたい。

十五時:インタビューしたいよね。「なんでここ選んでくれたの?」って。

襲:自分たちがめっちゃ気持ちよくなるやつ!(笑)

 「こんなめちゃくちゃ詰まった内容を書けるのはぜん君。しかいない!」

――見どころがありすぎて語り尽くせないですね。改めて、みなさんから患いさんへメッセージをお願いします。

もとちか襲

襲:自分で言うのもなんなんですけど、めっちゃ自信作な1冊になっています。メンバー愛がすごくて、患いさんたちから見てもすごく楽しいと思うので、絶対手に取って欲しいし、できれば何冊も手に取って飾ってほしいくらい自信作です!

十五時:まだ7人のぜん君。の歴史は半年くらいだけど、これまでの振り返り、これからの思い……ぜん君。のことがぜんぶ知れる1冊になりました。患いさん入門にもなるし、患い歴が長い人も楽しめるし、ぜん君。と関わってくれた全ての人に読んでほしいです。

メイ:私にとって、この本は「ぜん君。になったんだ」っていう実感が湧いた大切な1冊です。患いさんがこれを読んだら、絶対にもっとぜん君。のこともメンバーのことも大好きになってくれるだろうなっていう自信作なので、これを読んでもっとぜん君。のことを愛してほしいなって思います。

甘福氐:すごく自由で、素の表情がたくさん入っているので、ぜひ見てほしいです。たぶん、メンバーの知らない部分がインタビューにも写真にもたくさんあると思うので。細かいところまで全部見て知ってほしいですね。

ふふ:ライブで見せる顔と、メンバーといるときの顔にもギャップがあるし、それからメンバーごとにも見せる顔も違うので、その違いを見て楽しんでほしいですね。子どもみたいにハシャいだり、ぎこちなく笑っちゃったり……(笑)。

メイ:また、その写真(メイ&个喆の家族写真を)出して! 悪い人!

ふふ:あはは。7人の関係性もすごくわかる1冊になったと思うので、ぜひ写真1枚1枚まで味わって見てほしいと思います。

雫ふふ

个喆:まだ半年くらいしか一緒にいないのに、こんなめちゃくちゃ詰まった内容を書けるのはぜん君。しかいないなって思うんですよね。家族とか恋人とかのレベルじゃないとここまで書けない。仲良しで熱いグループなんだぞっていうのが、この本で伝わってほしい!

如月:個人的には、もう『ぜんぶ君のせいだ。』っていうタイトルにしたいくらい。それくらい、どこに出しても胸を張って「これがぜん君。です」って言える本になりました。もう、本当に私たちの生活のすべてがぜん君。なので。いつかリアルに密着してもらいたいくらいです!

――いいですね。ぜひ見てみたいです!

如月:1日じゃ伝わらないかもね。2、3日か1週間くらい? それくらい密着してもらえたら、24時間ぜん君。であることが伝わるかな? LINEのやりとりとかも映してもらって全然いい!

十五時:ぜーんぶ、さらけ出せるよね。ぜん君。しかない、7人が集まってるので。

个喆:きっと「めっちゃ一緒にいるやーん!」ってなる。

如月:どうする? ヤラセで喧嘩くらいしておく?

メイ:たしかに。仲良すぎて、逆に疑われちゃうかもしれないもんね(笑)。

ーー実際、衝突することは?

如月:全然ありますよ。7人も人が集まっていれば、生き方だったりとか、これまで培ってきたものも違うから。この人にとっては当たり前にできることも、この人にとってはすごく苦手で大変なことで……っていうこともありますからね。その個を優先してしまうと、やっぱり衝突してしまいます。でも、ぜん君。というグループを良くしていこうっていうところで通じているので、みんな納得して話し合いができるんですよね。それは一緒に生きていくためには絶対に必要な話し合いなので、2カ月に1〜2回くらいやっています。それも、密着してもらえたら全然見せられますよ! なんなら患いさんと対談もしたいね。抽選で当たった方に。

ふふ:やりたい! 「何が聞きたいですか?」とか。

十五時: 逆にうちらが「ふだん何してるんですか?」って患いさんに聞いちゃうかも。「どこ読んでウルッときた?」とか。

如月:泣いたところにマーカー引いて返してほしいよね。ほっこりしたところはピンクで、泣いたところはブルーで、共感したところは黄色で……とか(笑)。あと、お気に入りのカットがどれかも聞きたいですね。

甘福氐:そしたら人気の写真をポスターとかポストカードにしてもらおう!

如月:たぶん使われていないカットもたくさんあると思うから、蔵出し企画とかもできたら楽しそう。患いさんを楽しませる企画をこれからもどんどん実現していきたいと思っているので、7人のぜん君。を信じて、ついてきてほしいですね。絶対一緒にこの先も進んでいきたいので、7人の手も、患いさんたちの手も離す気がないです!

■書籍情報
ぜんぶ君のせいだ。OFFICIAL BOOK『EsEgo』(エスエゴ)
著者:ぜんぶ君のせいだ。
出版社:コドモメンタルBOOKS
発売日:2021年7月7日
価格:本体3,500円+税
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