グラビアらしいコピー

　「たわわに実った乳タワー」「全員バスト90以上でGカップ以上！ヤンマガ春の”パイ”祭り」といかにもグラビアらしいコピーが並ぶ7ページ。ゴールドのビキニや前がぱっくり開いた競泳水着姿で、肌を密着させあうど迫力なグラビアが展開されている。最後は黒のレースが施されたランジェリー姿でセクシーに。これぞまさにグラビア。爽やかさとポップさとムードなシチュエーションを満遍なく見せてくれている。

　グラビアはビジュアルやスタイルに目が行きがちだが、3人にはバストサイズ以外の共通点もある。それは、全員就職経験があることだ。前述した通り、ちとせよしのは鉄工所に勤務しており、瀬山しろは元看護師、東雲うみもまた、総合商社でOLをしていた時代がある。撮影会やポートレートモデルを経て、グラビアの世界にたどり着いた3人。迫力のある見た目に注目したくなるところだが、夢ある経歴や個性を知ることで、彼女たちの存在がより身近に感じられるはずだ。

■とり
日々グラビアに勇気と希望をもらって生きており、 グラビアを熱くドラマチックに語るのが趣味。 読んだ後に心が豊かになるような文章を心がけています。 好物はカレーとサーモンです。Twitter、note。

■書籍情報
『週刊ヤングマガジン』19号
特別定価：410円＋税
出版社：講談社
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