『呪術廻戦』『アクタージュ』『チェンソーマン』……『鬼滅の刃』に続く、熱いジャンプ漫画5選
『ミタマセキュ霊ティ』(1~3巻)作:鳩胸つるん
『アンデッドアンラック』(1~2巻)作:戸塚慶文
体に触った人間に不幸が訪れる「アンラック」の出雲風子と「死なない体」(アンデッド)を持ったアンディの出会いから始まる本作は、“否定者”と呼ばれる能力者たちの戦いを描いた異能バトル漫画なのだが、とにかく展開が早くて予測不可能な超展開の連続。設定やバトルのアイデアが過剰で、出し惜しみがまったくないのが一番の魅力だ。
いずれアニメ化されることは間違いないだろうが、何より細かい設定がよくできているので、ゲーム化したら面白いかも。
■成馬零一
76年生まれ。ライター、ドラマ評論家。ドラマ評を中心に雑誌、ウェブ等で幅広く執筆。単著に『TVドラマは、ジャニーズものだけ見ろ!』(宝島社新書)、『キャラクタードラマの誕生:テレビドラマを更新する6人の脚本家』(河出書房新社)がある。